2012年03月31日
神7のストーリーを作ろうの会 part2
1 :ユーは名無しネ2012/03/16(金) 23:04:41.63 0
引き続きどうぞ
3 :ユーは名無しネ2012/03/16(金) 23:13:44.31 0
羽生田 拳武
14歳 中学二年生
神7の銀行。エリート学校に通う金持ちの子。知識の深さとその奇妙キテレツな宇宙の理念でマイペースに今を生きる。
メロンにはこだわりがあるがコンビニのホットスナックが大好き。キスマイ藤ヶ谷の物真似が得意。
中村 嶺亜
14歳 中学二年生
神7のマドンナ。スケボーと油絵が得意な乙女ちっくな男の子。同い年の栗田恵が大好き。類稀なる美肌を持ち、寝ぼけると誰かの蒲団に入って誘惑をしかける小悪魔。何気にドSな一面もある。
栗田恵
14歳 中学二年生
神7の単細胞。頭の中はオンラインゲームと中村嶺亜の二構成で成り立っている。チンパンジーと知恵比べをするとそこそこいい勝負をする。本人にあまり自覚はないが周りは満場一致で認めるアホのエキスパート。中村嶺亜が大好きで独占欲は何気に凄まじい。
谷村龍一
13歳 中学一年生
神7の不憫パート2。エリートで美形だが中身は普通の少年。普通っぽさに悩んでおり興味もないのにきのこ図鑑を持つ。ルービックキューブが得意。何故かいつもろくな目に合わずアホにアホ扱いされ振りを間違えると中村におしおきされる。
注:以上は実在の人物を参考にしていますが、妄想による部分が大半を占めるためその相違については一切責任は負いません。
14歳 中学二年生
神7の銀行。エリート学校に通う金持ちの子。知識の深さとその奇妙キテレツな宇宙の理念でマイペースに今を生きる。
メロンにはこだわりがあるがコンビニのホットスナックが大好き。キスマイ藤ヶ谷の物真似が得意。
中村 嶺亜
14歳 中学二年生
神7のマドンナ。スケボーと油絵が得意な乙女ちっくな男の子。同い年の栗田恵が大好き。類稀なる美肌を持ち、寝ぼけると誰かの蒲団に入って誘惑をしかける小悪魔。何気にドSな一面もある。
栗田恵
14歳 中学二年生
神7の単細胞。頭の中はオンラインゲームと中村嶺亜の二構成で成り立っている。チンパンジーと知恵比べをするとそこそこいい勝負をする。本人にあまり自覚はないが周りは満場一致で認めるアホのエキスパート。中村嶺亜が大好きで独占欲は何気に凄まじい。
谷村龍一
13歳 中学一年生
神7の不憫パート2。エリートで美形だが中身は普通の少年。普通っぽさに悩んでおり興味もないのにきのこ図鑑を持つ。ルービックキューブが得意。何故かいつもろくな目に合わずアホにアホ扱いされ振りを間違えると中村におしおきされる。
注:以上は実在の人物を参考にしていますが、妄想による部分が大半を占めるためその相違については一切責任は負いません。
5 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 00:57:53.62 0
乙!
神7のプロフィールにアホと谷なんとかさんが入って良かった良かった
楽しみにしてるよ〜
神7のプロフィールにアホと谷なんとかさんが入って良かった良かった
楽しみにしてるよ〜
6 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 01:19:55.78 0
思春期とは春を思う期(とき)なり そして春はもう、すぐそこに
それゆけ!神7 Featuring YUTA JINGUJI
青い空をいつも 追いかけて行く
丘を駆けて空を つかまえに行く
でもどんなに駆けても 手をどんなに伸ばしても
空の色 遠くにあって 眩しく輝く目で 笑ってるよ
神宮寺勇太の闘いは朝起きた瞬間に睡魔と始まる。
「勇太!早く起きないと遅刻するよ!」
母親の怒鳴り声が目覚まし時計代わりである。続いて寝起き特有のだるさとの闘い。
「あんたもうちょっと食べなさいよ。せっかく作ったのに…」
朝食にほとんど手をつけず身支度を始めるとそんなぼやきが背後で聞こえる。だが神宮寺はおかまいなしにドライヤー片手にヘアセットにいそしむ。どんなに時間がなくてもここは手を抜くわけにはいかない。
家を一歩出ると今度は少し気合いを入れて闘いに挑まなくてはならない。
「キャー!!!神宮寺くーん!」
「ゆうたー!こっち向いてー!!」
家から学校までオリキとの闘いだ。
神宮寺は全速力で駆け抜ける。敵もさるもの、手を抜くとあっという間に取り囲まれる。油断は一切許されない。しかしもちろん可愛い子チェックは怠らない。貴重な晩のおかずになるからだ。しかし今日ははずれのようだ。
学校に着くと束の間の平和が訪れる。
「おー勇太、ぅおっはよーっす」
「はよーっす」
神宮寺は学校では「勇太」と呼ばれている。それは小さいころからずっとだが最近は「ゆうた」と呼ばれてもすぐに自分のことだと気付かないことが多い。
それはジュニアでの生活がそうさせるのだと神宮寺は思う。あっちにも「ゆうた」がもう一人いる。ややこしいからみんな名字で呼ぶのだ。もちろんもう一人の「ゆうた」も名字で呼ばれている。
最近では神7のメンバーといることが生活の大部分をしめているから神宮寺自身も名字で呼ばれた方がしっくりくる。もっともそんなことはわざわざ口にはしないが…。
それゆけ!神7 Featuring YUTA JINGUJI
青い空をいつも 追いかけて行く
丘を駆けて空を つかまえに行く
でもどんなに駆けても 手をどんなに伸ばしても
空の色 遠くにあって 眩しく輝く目で 笑ってるよ
神宮寺勇太の闘いは朝起きた瞬間に睡魔と始まる。
「勇太!早く起きないと遅刻するよ!」
母親の怒鳴り声が目覚まし時計代わりである。続いて寝起き特有のだるさとの闘い。
「あんたもうちょっと食べなさいよ。せっかく作ったのに…」
朝食にほとんど手をつけず身支度を始めるとそんなぼやきが背後で聞こえる。だが神宮寺はおかまいなしにドライヤー片手にヘアセットにいそしむ。どんなに時間がなくてもここは手を抜くわけにはいかない。
家を一歩出ると今度は少し気合いを入れて闘いに挑まなくてはならない。
「キャー!!!神宮寺くーん!」
「ゆうたー!こっち向いてー!!」
家から学校までオリキとの闘いだ。
神宮寺は全速力で駆け抜ける。敵もさるもの、手を抜くとあっという間に取り囲まれる。油断は一切許されない。しかしもちろん可愛い子チェックは怠らない。貴重な晩のおかずになるからだ。しかし今日ははずれのようだ。
学校に着くと束の間の平和が訪れる。
「おー勇太、ぅおっはよーっす」
「はよーっす」
神宮寺は学校では「勇太」と呼ばれている。それは小さいころからずっとだが最近は「ゆうた」と呼ばれてもすぐに自分のことだと気付かないことが多い。
それはジュニアでの生活がそうさせるのだと神宮寺は思う。あっちにも「ゆうた」がもう一人いる。ややこしいからみんな名字で呼ぶのだ。もちろんもう一人の「ゆうた」も名字で呼ばれている。
最近では神7のメンバーといることが生活の大部分をしめているから神宮寺自身も名字で呼ばれた方がしっくりくる。もっともそんなことはわざわざ口にはしないが…。
8 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 01:21:30.37 0
しかしさしあたってコンサートの前に明日のマラソン大会を乗り切らなくてはならない。
「勇太、ずばり目標は?」クラスメイトが訊く。
「そりゃお前、やるからには一位狙ってくのは当然だろ」
「おー、でかいねー。まあテキトーにがんばろうぜー。こんなの真面目にやってもしゃーないしさー」
笑いながら話を合わせるが、神宮寺はわりとまじで上位を狙っている。手抜きは嫌だしけっこう負けず嫌いな性格だ。
それに、オリキとの毎日の格闘で脚力には自信がある。だから当日は普段あまり食べない朝食もしっかりとメロンパンとバナナシェイクで摂ったし、気力も十分だ。大寒波の襲来で地獄のような寒さだったがマラソン大会は予定どおり決行された。
「神宮寺せんぱーい、がんばってくださーい!!」
「キャー!!ゆうたくーん!!一位取ってねー!」
女子生徒の黄色い声援に笑顔で答えながらスタートが切られる。神宮寺は意気楊楊と駆けだした。
途中までは調子が良かった。が…
(やっべ…きもちわり…)
中間地点を過ぎたところで、吐き気に襲われる。なれない朝食を食べたせいかメロンパンとバナナシェイクが胃の中で喧嘩をしている。今すぐにでも止まって吐き出したかったがなんとか耐えて完走した。が、順位は納得のいくものではなかった。
「お、勇太が一番順位いいじゃん。75位かー。」
走り終わって全て出しきると気分は少しましになった。クラスメイトと順位の見せあいっこをする。
その中では神宮寺が一番早かったが全校男子が180人いる中で40番以内を目指していたのだから若干不服だ。ベストコンディションだったらもう少し順位を上げることができたかもしれないのに…
「ダッセ、一位とるんじゃなかったのかよ」
少し離れた位置にいた三年生の男子が聞えよがしにそう呟いた。こっちを見てニヤニヤ笑っている。
まあいつもの嫉妬乙だ。スルーだスルー、と神宮寺は平常心を崩さなかった。
しかし
「ジャニーズとかやってチャラチャラ遊んでる奴に一位とか取れるわけねえだろ。あいつら顔だけだもんな。お遊戯みたいなダンスしてよ」
「あんなん遊び半分だろ。真剣にやってる奴なんかいねーって」
ぷつん、と糸が切れる音がしたと思ったら、神宮寺はその三年生の胸倉を掴んでいた
「もっぺん言ってみろよ!」
「おい、勇太!やめろ。」
クラスメイトが止めに入るが神宮寺は頭に血が昇るのを抑えられない。誰が遊んでるって?遊び半分?冗談じゃねえ
「てめーらこそ悔しかったら生まれ変わってそのブッサイクな顔作り直してこいよ!誰も遊んでなんかねーよ!なんにも知らねえ奴が無責任なこと言ってんじゃねーよ!」
掴みあいになるところを教師が止めに入り、乱闘だけは免れた。
「勇太、ずばり目標は?」クラスメイトが訊く。
「そりゃお前、やるからには一位狙ってくのは当然だろ」
「おー、でかいねー。まあテキトーにがんばろうぜー。こんなの真面目にやってもしゃーないしさー」
笑いながら話を合わせるが、神宮寺はわりとまじで上位を狙っている。手抜きは嫌だしけっこう負けず嫌いな性格だ。
それに、オリキとの毎日の格闘で脚力には自信がある。だから当日は普段あまり食べない朝食もしっかりとメロンパンとバナナシェイクで摂ったし、気力も十分だ。大寒波の襲来で地獄のような寒さだったがマラソン大会は予定どおり決行された。
「神宮寺せんぱーい、がんばってくださーい!!」
「キャー!!ゆうたくーん!!一位取ってねー!」
女子生徒の黄色い声援に笑顔で答えながらスタートが切られる。神宮寺は意気楊楊と駆けだした。
途中までは調子が良かった。が…
(やっべ…きもちわり…)
中間地点を過ぎたところで、吐き気に襲われる。なれない朝食を食べたせいかメロンパンとバナナシェイクが胃の中で喧嘩をしている。今すぐにでも止まって吐き出したかったがなんとか耐えて完走した。が、順位は納得のいくものではなかった。
「お、勇太が一番順位いいじゃん。75位かー。」
走り終わって全て出しきると気分は少しましになった。クラスメイトと順位の見せあいっこをする。
その中では神宮寺が一番早かったが全校男子が180人いる中で40番以内を目指していたのだから若干不服だ。ベストコンディションだったらもう少し順位を上げることができたかもしれないのに…
「ダッセ、一位とるんじゃなかったのかよ」
少し離れた位置にいた三年生の男子が聞えよがしにそう呟いた。こっちを見てニヤニヤ笑っている。
まあいつもの嫉妬乙だ。スルーだスルー、と神宮寺は平常心を崩さなかった。
しかし
「ジャニーズとかやってチャラチャラ遊んでる奴に一位とか取れるわけねえだろ。あいつら顔だけだもんな。お遊戯みたいなダンスしてよ」
「あんなん遊び半分だろ。真剣にやってる奴なんかいねーって」
ぷつん、と糸が切れる音がしたと思ったら、神宮寺はその三年生の胸倉を掴んでいた
「もっぺん言ってみろよ!」
「おい、勇太!やめろ。」
クラスメイトが止めに入るが神宮寺は頭に血が昇るのを抑えられない。誰が遊んでるって?遊び半分?冗談じゃねえ
「てめーらこそ悔しかったら生まれ変わってそのブッサイクな顔作り直してこいよ!誰も遊んでなんかねーよ!なんにも知らねえ奴が無責任なこと言ってんじゃねーよ!」
掴みあいになるところを教師が止めに入り、乱闘だけは免れた。
9 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 01:22:34.06 0
「まずいって、勇太、あの言い方はまずいって」
教室に戻るとクラスメイトが苦い顔でそう諭してきた。
「顔とか努力ではどうしよーもないし、あの言い方はちょっと…」
「じゃあお前らも俺のことちゃらちゃら遊んでるって思うか?」
「いやそれは思わねえよ。お前見てたらそんな気軽な世界じゃないって分かるし、プライベートまで付け回されるしさ。だけどあいつらはそういうことなんも知らないじゃん?知らない奴からしたら遊んでるだけのように思われるのも仕方ない部分があるっていうか…」
クラスメイトの言うことはもっともだ。所詮傍から見てるだけの人間にはその厳しさなんて知る由もない。だからこそ目につくことこそが全てなのかもしれない…。だったら結論はこうだ。
「じゃあ来年こそは一位取ってあいつら見返してやんよ!」
「おお、さすが勇太。でも来年ってあいつらいないんじゃ…」
「そこ別に重要じゃねえだろ。俺はなあ…」
神宮寺は負けず嫌いだ。言われっぱなしは精神衛生上良くない。そこで来年に向けてジョギングを始めることにした。夜遅くだとオリキも退散しているから邪魔されずに走ることができる。
「おっと…宿題も一応しとかないとな…」
怠けているとまた何を言われるか分かったもんじゃない。答えが合ってるか間違ってるかは置いといて一応はやっとかなくては
「やっぱ一日のシメはこれだろ」
PCに貯めておいたおびただしい量のエロ動画からお気に入りを堪能して若さを放出する。そろそろHDDを増設しとかないとヤバいな…と神宮寺は思う。俺はエロに関しては手を抜かないどころか世界一ストイックであると断言できる、と自負している。
全て終えると2時近くになっていた。そんな生活が二週間続き…
教室に戻るとクラスメイトが苦い顔でそう諭してきた。
「顔とか努力ではどうしよーもないし、あの言い方はちょっと…」
「じゃあお前らも俺のことちゃらちゃら遊んでるって思うか?」
「いやそれは思わねえよ。お前見てたらそんな気軽な世界じゃないって分かるし、プライベートまで付け回されるしさ。だけどあいつらはそういうことなんも知らないじゃん?知らない奴からしたら遊んでるだけのように思われるのも仕方ない部分があるっていうか…」
クラスメイトの言うことはもっともだ。所詮傍から見てるだけの人間にはその厳しさなんて知る由もない。だからこそ目につくことこそが全てなのかもしれない…。だったら結論はこうだ。
「じゃあ来年こそは一位取ってあいつら見返してやんよ!」
「おお、さすが勇太。でも来年ってあいつらいないんじゃ…」
「そこ別に重要じゃねえだろ。俺はなあ…」
神宮寺は負けず嫌いだ。言われっぱなしは精神衛生上良くない。そこで来年に向けてジョギングを始めることにした。夜遅くだとオリキも退散しているから邪魔されずに走ることができる。
「おっと…宿題も一応しとかないとな…」
怠けているとまた何を言われるか分かったもんじゃない。答えが合ってるか間違ってるかは置いといて一応はやっとかなくては
「やっぱ一日のシメはこれだろ」
PCに貯めておいたおびただしい量のエロ動画からお気に入りを堪能して若さを放出する。そろそろHDDを増設しとかないとヤバいな…と神宮寺は思う。俺はエロに関しては手を抜かないどころか世界一ストイックであると断言できる、と自負している。
全て終えると2時近くになっていた。そんな生活が二週間続き…
10 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 01:23:02.98 0
「けほっ…けほっ…」
前日のリハーサルから嫌な寒気に襲われていたが本番当日はもっとひどい状態に陥った。学校ではインフルエンザが流行っていたし神宮寺もここ数日だるさを感じていた。いよいよもってやばい状態に達しようとしている。
(やべーな…でも本番だし気力で乗り切るしかねー…この日のためにみんなで必死になって練習してきたんだから今日ぶっ倒れたら全部無駄になる…)
地獄のような悪寒と立ち眩みに耐えながら一部は乗り切った。だが…
楽屋に戻ると、立てなくなった。
全く力が入らない。目眩がして上下左右の感覚がなくなり、体中が針で刺されたみたいに痛くて声も出なかった。
「神宮寺、おい、しっかりしろ!」
スタッフの慌てた声が遠くに響く。周りでがやがやと騒ぎになっているが神宮寺にはそれを認識できる状態にはなかった。
「これはやばいな。ステージに立てる状態じゃない」
「とにかく帰って医者に行け。このままだと入院する羽目になる。いいか、今は何も考えず治すことだけ考えろ!」
そう言われて、タクシーに放り込まれた。
え…?
ちょっと待ってくれ、まだ二部も三部もあるのに…
今まで、あんなに練習してきたのに…みんなでがんばってきたのに…
なんで本番でこんなことになるんだよ…?うっそだろ…
「おいきみ、大丈夫か!?」
タクシーの運転手がぎょっとした表情で自分を見ている。バックミラーに映った自分を見て、初めて泣いていることに気付いた。
「うぇっ…うえぇ…」
情けなくて悔しくて、涙と嗚咽が止まらない。
俺は肝心な時に使い物にならない。全部、無駄にしてしまっている。
何のために今までがんばってきたんだ…
その意味を見失い、神宮寺は声をあげて泣いた。
前日のリハーサルから嫌な寒気に襲われていたが本番当日はもっとひどい状態に陥った。学校ではインフルエンザが流行っていたし神宮寺もここ数日だるさを感じていた。いよいよもってやばい状態に達しようとしている。
(やべーな…でも本番だし気力で乗り切るしかねー…この日のためにみんなで必死になって練習してきたんだから今日ぶっ倒れたら全部無駄になる…)
地獄のような悪寒と立ち眩みに耐えながら一部は乗り切った。だが…
楽屋に戻ると、立てなくなった。
全く力が入らない。目眩がして上下左右の感覚がなくなり、体中が針で刺されたみたいに痛くて声も出なかった。
「神宮寺、おい、しっかりしろ!」
スタッフの慌てた声が遠くに響く。周りでがやがやと騒ぎになっているが神宮寺にはそれを認識できる状態にはなかった。
「これはやばいな。ステージに立てる状態じゃない」
「とにかく帰って医者に行け。このままだと入院する羽目になる。いいか、今は何も考えず治すことだけ考えろ!」
そう言われて、タクシーに放り込まれた。
え…?
ちょっと待ってくれ、まだ二部も三部もあるのに…
今まで、あんなに練習してきたのに…みんなでがんばってきたのに…
なんで本番でこんなことになるんだよ…?うっそだろ…
「おいきみ、大丈夫か!?」
タクシーの運転手がぎょっとした表情で自分を見ている。バックミラーに映った自分を見て、初めて泣いていることに気付いた。
「うぇっ…うえぇ…」
情けなくて悔しくて、涙と嗚咽が止まらない。
俺は肝心な時に使い物にならない。全部、無駄にしてしまっている。
何のために今までがんばってきたんだ…
その意味を見失い、神宮寺は声をあげて泣いた。
12 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 01:48:53.83 O
神宮寺新境地すぎるぞ
折角感動してたのにスカ○ロなんて…
それ系のAV鑑賞に岸くん誘うなよ!
また颯くん覗いてびっくりしちゃうよ!
折角感動してたのにスカ○ロなんて…
それ系のAV鑑賞に岸くん誘うなよ!
また颯くん覗いてびっくりしちゃうよ!
13 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 02:49:14.33 O
神宮寺さんかっけええええ
…と惚れ直しかけたらまさかのオチw
スカ動画を岸くんと観賞してるの目撃したらそれこそ颯くんはショックのあまり世を儚んでメロンパンくわえながら死ぬまでヘッドスピンしてしまう
…と惚れ直しかけたらまさかのオチw
スカ動画を岸くんと観賞してるの目撃したらそれこそ颯くんはショックのあまり世を儚んでメロンパンくわえながら死ぬまでヘッドスピンしてしまう
14 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 04:35:58.67 O
ちょっと心が暖かくなった…と思ったらまさかのオチww
そして谷なんとか君の登場隣で頷くだけってw不憫2w
そして谷なんとか君の登場隣で頷くだけってw不憫2w
15 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 05:05:49.14 O
神宮寺いいぃぃ!!!帰って来………いやむしろ自分もハマッてust配信してください
17 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 12:35:13.54 0
>「俺は風邪なんか一度もひいたことねーぞ!ギャハハハハ」
くっ…これを言ったら負けなんだろうな…
ア○は風邪ひかない
くっ…これを言ったら負けなんだろうな…
ア○は風邪ひかない
20 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 22:13:03.82 0
普通でいることこそが、実は最も難しい
それゆけ!神7 Featuring RYUICHI TANIMURA
「俺は岸だからね。ちゃんと覚えてくれよ谷丸」
「おい谷!俺のあんぱん知らねえ?」
「谷下、あのさあ、岸くんどこに行ったかしらない?」
「おい見ろよこれ、すっげーぞエロエロだぞ村谷」
「おや…えっと…た…なんだっけ?まあいいや。君ちょっと新作の物真似見てくれない?」
神7になってすでにけっこうな日にちが経つというのに、未だに龍一は名前を間違われる。最初こそ否定はしていたものの、最近ではもう諦めていちいち言い直させることもない。
間違えないのは神7になる前から同じグループで活動していたこの二人だけだ
「谷村、おいそっち行き止まりだぞ。何やってんだアホだなーギャハハハハ!」
アホには辛うじて名前は間違われないがいつもアホ扱い
「谷村また振り間違えたでしょぉ…おしおきぃ」
乙女には毎度のごとくおしおきのデッサン百枚
いつもいつもいつも、どうして俺はこんなキテレツ集団の中にいなくてはならないのか疑問に思う。しかも、それに振り回されて興味のないきのこやプランクトンを覚えようとしているが全く定着していない。ルービックキューブでは地味すぎる。
かくなる上はもう、鼻でスパデッティーを食べるとか目でピーナッツを噛むかぐらいするべきか…その方がインパクトが…
そう考えかけて、なんでそんなことせにゃならんのだアホらしい。アホは栗田だけで十分だと思いなおした。
それゆけ!神7 Featuring RYUICHI TANIMURA
「俺は岸だからね。ちゃんと覚えてくれよ谷丸」
「おい谷!俺のあんぱん知らねえ?」
「谷下、あのさあ、岸くんどこに行ったかしらない?」
「おい見ろよこれ、すっげーぞエロエロだぞ村谷」
「おや…えっと…た…なんだっけ?まあいいや。君ちょっと新作の物真似見てくれない?」
神7になってすでにけっこうな日にちが経つというのに、未だに龍一は名前を間違われる。最初こそ否定はしていたものの、最近ではもう諦めていちいち言い直させることもない。
間違えないのは神7になる前から同じグループで活動していたこの二人だけだ
「谷村、おいそっち行き止まりだぞ。何やってんだアホだなーギャハハハハ!」
アホには辛うじて名前は間違われないがいつもアホ扱い
「谷村また振り間違えたでしょぉ…おしおきぃ」
乙女には毎度のごとくおしおきのデッサン百枚
いつもいつもいつも、どうして俺はこんなキテレツ集団の中にいなくてはならないのか疑問に思う。しかも、それに振り回されて興味のないきのこやプランクトンを覚えようとしているが全く定着していない。ルービックキューブでは地味すぎる。
かくなる上はもう、鼻でスパデッティーを食べるとか目でピーナッツを噛むかぐらいするべきか…その方がインパクトが…
そう考えかけて、なんでそんなことせにゃならんのだアホらしい。アホは栗田だけで十分だと思いなおした。
21 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 22:13:39.79 0
龍一、あなたはやればできる子だから」
谷村龍一はそう言われて育った。まだ物心つかぬ頃から周りに期待され、それに応えてきた。倍率30倍を超える超難関小学校を受験した時も、自分ならできると信じて疑わなかった。そしてその信念の通り合格した。
学校には選りすぐりのエリート達が揃っていた。その中で龍一は特別できるわけでもなかったが「顔」という武器があることを時が経つにつれて自覚してゆく。
「龍一君はとっても綺麗な顔立ちをしているから、芸能人になれそうね」
「ほら今人気の嵐?のメンバーの子が慶応卒でしょ?龍一君だってきっと両立できるわよ。やってみたら?」
周りがそうはやしたて、龍一はジャニーズJrのオーディションを受けることになった。
「へえ、君はすごい学校に通ってるんだね」
面接で、大人が感心したように呟いた。その反応から龍一は合格を半ば確信した。そしてその通り、オーディションには合格した。小学校受験や普段の勉強に比べればなんてことない。だから龍一はこの後自分に押し寄せてくる荒波をこの時まだ予想だにしていなかったのだ。
「うらぁ!!何やってんだ違うだろうが!そこはもっとこっちにはけろ!!ボケっとしてんじゃねえ!!」
レッスン初日、龍一は目が点になったのをよく覚えている。
芸能事務所に入って、そのダンスレッスン…のはずなのにヤクザ事務所か何かと間違えて来てしまったのだろうか。慌てて周りを見渡したが同じくらいの年の少年ばかりだし、一応は場所は間違っていない。
「ボケっとすんなぁ!おらぁそこの!てめー名前はなんてんだ!?」
龍一は鬼のようなヤクザのおっさんが自分を指差してそう怒鳴っているのを一瞬の空白の後理解した。半分硬直しながら答える。
「た…谷村龍一です…」
「谷村?てめーの位置はこっちだ!さっさと並べおらぁ!」
言われるがままに龍一は移動する。だが恐怖が去るとふつふつと怒りがこみあげてきた。
なんで俺が、こんなヤクザみたいなおっさんに怒鳴られなきゃいけないんだ。エリートの俺が。
そもそも人にものを教える立場の人間がなんて言葉使いだ。もっと丁寧に誠意をもって教えられないのか。こんなのは学校の教師にも塾の講師にもいない。いるわけがない。PTAが黙っちゃいない。今すぐクビにできそうなレベルだ。
だが不思議だったのは皆その鬼ヤクザの言うことを文句一つ言わず忠実に、真面目に聞いていたことである。真剣な目つきをして、不満も何も口にせず…。
龍一にとって理解が及ばないことはここには山のようにあった。
谷村龍一はそう言われて育った。まだ物心つかぬ頃から周りに期待され、それに応えてきた。倍率30倍を超える超難関小学校を受験した時も、自分ならできると信じて疑わなかった。そしてその信念の通り合格した。
学校には選りすぐりのエリート達が揃っていた。その中で龍一は特別できるわけでもなかったが「顔」という武器があることを時が経つにつれて自覚してゆく。
「龍一君はとっても綺麗な顔立ちをしているから、芸能人になれそうね」
「ほら今人気の嵐?のメンバーの子が慶応卒でしょ?龍一君だってきっと両立できるわよ。やってみたら?」
周りがそうはやしたて、龍一はジャニーズJrのオーディションを受けることになった。
「へえ、君はすごい学校に通ってるんだね」
面接で、大人が感心したように呟いた。その反応から龍一は合格を半ば確信した。そしてその通り、オーディションには合格した。小学校受験や普段の勉強に比べればなんてことない。だから龍一はこの後自分に押し寄せてくる荒波をこの時まだ予想だにしていなかったのだ。
「うらぁ!!何やってんだ違うだろうが!そこはもっとこっちにはけろ!!ボケっとしてんじゃねえ!!」
レッスン初日、龍一は目が点になったのをよく覚えている。
芸能事務所に入って、そのダンスレッスン…のはずなのにヤクザ事務所か何かと間違えて来てしまったのだろうか。慌てて周りを見渡したが同じくらいの年の少年ばかりだし、一応は場所は間違っていない。
「ボケっとすんなぁ!おらぁそこの!てめー名前はなんてんだ!?」
龍一は鬼のようなヤクザのおっさんが自分を指差してそう怒鳴っているのを一瞬の空白の後理解した。半分硬直しながら答える。
「た…谷村龍一です…」
「谷村?てめーの位置はこっちだ!さっさと並べおらぁ!」
言われるがままに龍一は移動する。だが恐怖が去るとふつふつと怒りがこみあげてきた。
なんで俺が、こんなヤクザみたいなおっさんに怒鳴られなきゃいけないんだ。エリートの俺が。
そもそも人にものを教える立場の人間がなんて言葉使いだ。もっと丁寧に誠意をもって教えられないのか。こんなのは学校の教師にも塾の講師にもいない。いるわけがない。PTAが黙っちゃいない。今すぐクビにできそうなレベルだ。
だが不思議だったのは皆その鬼ヤクザの言うことを文句一つ言わず忠実に、真面目に聞いていたことである。真剣な目つきをして、不満も何も口にせず…。
龍一にとって理解が及ばないことはここには山のようにあった。
22 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 22:14:34.47 0
「お前ちげーよその振り。右手はこっちだよ。こう」
隣にいた、女みたいな顔だが声がガッスガスの頭の悪そうな少年が谷村にそう指示した。
「栗ちゃん優しいねぇ」
その横でこれまた女みたいなしゃべり方の異様に色の白い少年が、酒ヤケ声の「栗ちゃん」と呼ばれた少年を褒めた。酒ヤケはデレデレしながらその色白といちゃついている。
「あ、栗ちゃん鼻水でてるぅ」
酒ヤケの鼻からつーっと糸のように鼻水が垂れる。それを色白がかいがいしく拭いた。
「れいあありがとー」
「んーん。僕栗ちゃんの鼻拭くの好きだよぉ」
なんだこいつらは。
どっちかが実は女なのか?こんな気持ち悪い接し方、男同士ではありえないだろう。龍一が唖然としていると、酒ヤケが言った。
「お前ボケっとしてると先生に隅田川に沈められるぞ。あれ?隅田川ってなんだっけ?駅の名前?」
知性も品性も全く感じられないアホのような奴に、偉そうに言われ龍一は腸がふつふつと煮えてくる。
「さっきも移動間違えたでしょぉ。ダメだよぉ。ちゃんとしないと先生におしおきされるよぉ」
女みたいな奴に、子ども扱いされてダメ出しをされ、腸がちぎれる思いだ。
しかし…
そのアホも乙女も、レッスンが始まれば必死になって振りを覚えている。龍一は現時点でこの二人にすら劣っている自分に激しくプライドを揺さぶられた。
エリートのこの俺が、チンパンジー並みの知能のアホや、女みたいになよなよしてる奴に負けるなどあり得ない。
その日から龍一はレッスンに重点を置く生活を始めた。成績が下がりかけたが親も龍一がレッスンをがんばっているのを認めてくれ、手作りのおにぎりを持たせて応援してくれたし少しずつ鬼ヤクザに怒られることも減ってきた。
そうしてようやく少し慣れてきた先のことだ
隣にいた、女みたいな顔だが声がガッスガスの頭の悪そうな少年が谷村にそう指示した。
「栗ちゃん優しいねぇ」
その横でこれまた女みたいなしゃべり方の異様に色の白い少年が、酒ヤケ声の「栗ちゃん」と呼ばれた少年を褒めた。酒ヤケはデレデレしながらその色白といちゃついている。
「あ、栗ちゃん鼻水でてるぅ」
酒ヤケの鼻からつーっと糸のように鼻水が垂れる。それを色白がかいがいしく拭いた。
「れいあありがとー」
「んーん。僕栗ちゃんの鼻拭くの好きだよぉ」
なんだこいつらは。
どっちかが実は女なのか?こんな気持ち悪い接し方、男同士ではありえないだろう。龍一が唖然としていると、酒ヤケが言った。
「お前ボケっとしてると先生に隅田川に沈められるぞ。あれ?隅田川ってなんだっけ?駅の名前?」
知性も品性も全く感じられないアホのような奴に、偉そうに言われ龍一は腸がふつふつと煮えてくる。
「さっきも移動間違えたでしょぉ。ダメだよぉ。ちゃんとしないと先生におしおきされるよぉ」
女みたいな奴に、子ども扱いされてダメ出しをされ、腸がちぎれる思いだ。
しかし…
そのアホも乙女も、レッスンが始まれば必死になって振りを覚えている。龍一は現時点でこの二人にすら劣っている自分に激しくプライドを揺さぶられた。
エリートのこの俺が、チンパンジー並みの知能のアホや、女みたいになよなよしてる奴に負けるなどあり得ない。
その日から龍一はレッスンに重点を置く生活を始めた。成績が下がりかけたが親も龍一がレッスンをがんばっているのを認めてくれ、手作りのおにぎりを持たせて応援してくれたし少しずつ鬼ヤクザに怒られることも減ってきた。
そうしてようやく少し慣れてきた先のことだ
24 :ユーは名無しネ2012/03/17(土) 22:15:39.11 0
「きゃああああああ!何をやってるの龍一!!」
母親の悲鳴で、龍一はむせかえる。せっかくうまく吸いこめたスパゲッティーが鼻から出てきてしまった。
「あなた気は確かなの!?なんなのこれは!!」
散乱するスパゲッティーとピーナッツを見て母親は半狂乱である。だが大事なところなので邪魔はされたくない。
ピーナッツは難しいがスパゲッティーならいけそうな気がする…
これができれば、不憫だろうが回転だろうがエロだろうが食欲だろうが宇宙人だろうが乙女だろうがアホだろうがまとめて返り討ちに…
「お父さん!早く来て!龍一を病院に連れていかなきゃ!!」
仰天した父親とパニックになる母親、次いで愕然とする姉を振り切って、龍一は一晩中技の体得に勤しんだ。が、翌日、何故か白い建物の病院に連れていかれ白い壁の部屋で訳のわからない質問をされ、おかげで午前中の授業に参加ができなかった。
少年の進もうとしている道に正しき道標のあらんことを
いそがなくてもいいんだよ
種をまく人のあるく速度で
あるいてゆけばいい
END
27 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 00:53:36.48 O
谷なんとか君の不憫さのせいで家族まで不憫www
本人は必死なのがまたwww
JJL後の反応によっては本当に鼻からスパゲッティ食べかねないwww
本人は必死なのがまたwww
JJL後の反応によっては本当に鼻からスパゲッティ食べかねないwww
28 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 00:58:59.29 O
岸くんの不憫さが目立たなくなってきた
普通なのに強烈だよ谷なんとかくんw
普通なのに強烈だよ谷なんとかくんw
35 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 04:42:12.84 0
ぽまいら5月頃kmsvnクリエ紺やるって
チラシにはアホと不憫1の変わりに別のズニア2人が載ってるが
チラシにはアホと不憫1の変わりに別のズニア2人が載ってるが
37 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 05:35:02.41 O
なんてこった
野球大会でクリエのチラシ配るらしいから見てくるわ
野球大会でクリエのチラシ配るらしいから見てくるわ
39 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 11:46:34.88 0
5月ってGWじゃなかろうな
神7出るとあてこんでジャンプコン申し込んでるんだが…
神7出るとあてこんでジャンプコン申し込んでるんだが…
40 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 11:47:24.03 0
>35
れあたんは…?れあたんは載っているの…?
れあたんは…?れあたんは載っているの…?
43 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 12:17:57.95 0
れあたんいないのかよorz
古林って恐ろしく踊れない子だろ?大丈夫なのかよ
古林って恐ろしく踊れない子だろ?大丈夫なのかよ
44 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 12:20:38.97 0
さすがに出ないってことはないけどメインはその8人ってことか
ここへきて谷丸とアホはともかくれいあを外す意味がよく分からないんだが
れいあは6人時代も入ってただろ
ここへきて谷丸とアホはともかくれいあを外す意味がよく分からないんだが
れいあは6人時代も入ってただろ
45 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 12:43:46.18 O
れあたん「ごめんなさい、油絵教室が忙しくってクリエ出られないんです…」
47 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 12:55:49.25 0
野球大会、神宮寺くんくらもっさん岸くん颯くん羽生田は出てるみたいだが
れあたんは出てないっぽい
あと谷丸とアホも出てない
れあたんは出てないっぽい
あと谷丸とアホも出てない
48 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 13:04:09.44 0
切り離しが始まったのか単なる偶然かその三人には別仕事があったのか…
れあたんは野球関係全くだけど谷川とアホはカレンダーにも「野球が好きなメンバー」として載ってたぐらいなのにな
れあたんは野球関係全くだけど谷川とアホはカレンダーにも「野球が好きなメンバー」として載ってたぐらいなのにな
50 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 13:19:10.63 0
れあたんに手取りスケボー教えてもらえる岸くんなんて全然不憫じゃねーよむしろ世界一の幸せ者だよ
実際推されまくってるしせめて小説の中くらい不憫にさせねーと釣り合いとれねえよ
実際推されまくってるしせめて小説の中くらい不憫にさせねーと釣り合いとれねえよ
52 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 13:25:48.54 0
確かにHHJオタ特に角井オタは心中ご察しする
B・Iはまだ切り離された2人にドラマ来たり雑誌にはコンスタントに載ってるけど…
B・Iはまだ切り離された2人にドラマ来たり雑誌にはコンスタントに載ってるけど…
53 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 13:27:08.25 0
井上橋本達が成長したらくらもっさんそこに放り込まれるんじゃない?
54 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 13:44:35.67 0
宇宙の滴りを受けて
それゆけ!神7 Featuring AMU HANIUDA
遠い遠い昔と 遥かな遥かな未来に 挟まれて
ぼくはぼくでいるんだな
僕の名前は羽生田挙武。14歳、中学二年生だ。趣味は映画観賞。特技は物真似と縄跳びを少々。僕の名前はなかなか一発変換できないから作者もめんどくさくてひらがなで打つことが多い。
名前の由来ははきはきと手を挙げて、武士のように意見をはっきりと言う人間になるようにとの願いがこめられている。決して格闘家になってほしいとか拳(こぶし)とかけて「アーム(腕)」ととく、みたいな落語的な意味じゃない。
僕はお受験をして巷では知らぬ者のおらぬくらい有名なエリート校に通っている。家はまあ、ぶっちゃけ金持ちだ。
その僕が、何故かジャニーズに入ることになった。まあこれもいい経験かもしれない、と軽い気持ちだったのだが入ってみてびっくりだ。
まず鬼ヤクザ…じゃなかった振付師。これには驚いたね。なんせ僕の周りの大人は皆落ち着いた口調で理路整然としたものの言い方をする人しかいなかったから。
「ゴルア!!」なんて映画の世界でも聞いたことがない。でも実際にそう叫ぶ人種がいるんだ。世界屈指の珍獣との出会いに僕は少なからず衝撃を受けた。
ジュニアと呼ばれる研修生達も、なかなかの曲者ぞろい。まず学校にはいないタイプばかりだし、下は小学校低学年から上は30近いのまでいる。極端な話親子でジュニアができるんじゃないだろうかって年齢層だ。その幅広さもさることながら、個性にもいささかびっくりさせられる。
それゆけ!神7 Featuring AMU HANIUDA
遠い遠い昔と 遥かな遥かな未来に 挟まれて
ぼくはぼくでいるんだな
僕の名前は羽生田挙武。14歳、中学二年生だ。趣味は映画観賞。特技は物真似と縄跳びを少々。僕の名前はなかなか一発変換できないから作者もめんどくさくてひらがなで打つことが多い。
名前の由来ははきはきと手を挙げて、武士のように意見をはっきりと言う人間になるようにとの願いがこめられている。決して格闘家になってほしいとか拳(こぶし)とかけて「アーム(腕)」ととく、みたいな落語的な意味じゃない。
僕はお受験をして巷では知らぬ者のおらぬくらい有名なエリート校に通っている。家はまあ、ぶっちゃけ金持ちだ。
その僕が、何故かジャニーズに入ることになった。まあこれもいい経験かもしれない、と軽い気持ちだったのだが入ってみてびっくりだ。
まず鬼ヤクザ…じゃなかった振付師。これには驚いたね。なんせ僕の周りの大人は皆落ち着いた口調で理路整然としたものの言い方をする人しかいなかったから。
「ゴルア!!」なんて映画の世界でも聞いたことがない。でも実際にそう叫ぶ人種がいるんだ。世界屈指の珍獣との出会いに僕は少なからず衝撃を受けた。
ジュニアと呼ばれる研修生達も、なかなかの曲者ぞろい。まず学校にはいないタイプばかりだし、下は小学校低学年から上は30近いのまでいる。極端な話親子でジュニアができるんじゃないだろうかって年齢層だ。その幅広さもさることながら、個性にもいささかびっくりさせられる。
55 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 13:45:33.16 0
でもなんだか面白そうだ。世の中は、とかく謎と神秘と不思議に満ちている。事実は小説より奇なり。僕はジュニアとしての生活をできるだけ楽しむよう心がけている。
ジュニアになって一番感動したことといえば、コンビニエンスストアの存在を知ったことだ。え、ジュニアと関係ないじゃないかって?まあそう言うなよ。
コンビニエンスストアは夢の世界だ。ワンダーランドだ。そこにはお菓子もアイスも電池も雑誌も、果てはひげそりまでもが手に入る。いや僕にまだひげは生えてないけども。
中でも大のお気に入りはレジ前にあるホットスナックだ。これがどんな高級料理よりもうまい。メロンといい勝負だ。
気がつけば僕はコンビニにいる。そして肉まんなんかを買っている。これは幸せの味だ。「ドラえもん」でのび太が涙を流しつつ食べていた「100年後のおかし」とはこのホットスナック達のことだったに違いない。
もしこの世にコンビニがなくなってしまったら、それは僕にとって人生が9割つまらなくなることを意味する。いや、9割はいいすぎか。8割8分で。
そんなレッスン帰りの楽しみが励みとなり、一応僕にも仲間ができた。しかしこれがまた強烈な個性の集まりなんだ。
まあよく集めたもんだと感心する。まるで変人選手権かと疑うほどに。
まず岸くん。この人は僕より2つも年上の高校生なんだけどなんだかいつもあたふたしていて頼りない。すぐに汗をかくから一度僕はその量をペットボトルに汲んで測ってみたいと思っている。
岸くんは何故かいつもろくな目に合わない。そういう星のめぐりというものはあるのだろうか。一度占ってみたいくらいだ。
だけど彼は踊りだすとそんな雰囲気を全く感じさせない。まるで怨念に取りつかれた落ち武者かエクソシストディレクターズカット版に出てくる憑依された人のようでこちらも一度霊能師に見てもらいたいと思っている。
高橋は同期でこの中では一番早く仲良しになった。彼は一つ年下だが僕は初対面の時18歳くらいだと思ってたから「運転免許とか持ってます?」なんて訊いてしまったのを覚えてる。
彼は見た目は大人びているけども中身はなんてことはない普通の中一だ。真面目で人がいいからちょっと主張不足なところがあって損をすることもある
。最近気付いたことだがどうやら岸くんに対し好意以上のものを寄せているみたいだ。僕にしてみればどのへんに魅力を感じるのか甚だ疑問に思うところだがまあ世の中メロンが好きな人間もいればフナムシが好きな人間もいるしな。
ジュニアになって一番感動したことといえば、コンビニエンスストアの存在を知ったことだ。え、ジュニアと関係ないじゃないかって?まあそう言うなよ。
コンビニエンスストアは夢の世界だ。ワンダーランドだ。そこにはお菓子もアイスも電池も雑誌も、果てはひげそりまでもが手に入る。いや僕にまだひげは生えてないけども。
中でも大のお気に入りはレジ前にあるホットスナックだ。これがどんな高級料理よりもうまい。メロンといい勝負だ。
気がつけば僕はコンビニにいる。そして肉まんなんかを買っている。これは幸せの味だ。「ドラえもん」でのび太が涙を流しつつ食べていた「100年後のおかし」とはこのホットスナック達のことだったに違いない。
もしこの世にコンビニがなくなってしまったら、それは僕にとって人生が9割つまらなくなることを意味する。いや、9割はいいすぎか。8割8分で。
そんなレッスン帰りの楽しみが励みとなり、一応僕にも仲間ができた。しかしこれがまた強烈な個性の集まりなんだ。
まあよく集めたもんだと感心する。まるで変人選手権かと疑うほどに。
まず岸くん。この人は僕より2つも年上の高校生なんだけどなんだかいつもあたふたしていて頼りない。すぐに汗をかくから一度僕はその量をペットボトルに汲んで測ってみたいと思っている。
岸くんは何故かいつもろくな目に合わない。そういう星のめぐりというものはあるのだろうか。一度占ってみたいくらいだ。
だけど彼は踊りだすとそんな雰囲気を全く感じさせない。まるで怨念に取りつかれた落ち武者かエクソシストディレクターズカット版に出てくる憑依された人のようでこちらも一度霊能師に見てもらいたいと思っている。
高橋は同期でこの中では一番早く仲良しになった。彼は一つ年下だが僕は初対面の時18歳くらいだと思ってたから「運転免許とか持ってます?」なんて訊いてしまったのを覚えてる。
彼は見た目は大人びているけども中身はなんてことはない普通の中一だ。真面目で人がいいからちょっと主張不足なところがあって損をすることもある
。最近気付いたことだがどうやら岸くんに対し好意以上のものを寄せているみたいだ。僕にしてみればどのへんに魅力を感じるのか甚だ疑問に思うところだがまあ世の中メロンが好きな人間もいればフナムシが好きな人間もいるしな。
57 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 13:47:54.91 0
とまあこんな風によりにもよって強烈な個性(一人例外はいるけどそれもまた個性か)が集まってできた「神7」というグループ、実はちょっと気に入ってたりもする。8人なのに「7」ってとこがミステリアスだよね。6人時代もおんなじことを思ってたけどね。
僕はこの中ではまあそんなに個性がある方でもないと思うけど…え、なんだって?お前が一番変だって?そんなことないよ、僕はまあまあレベルの変人だよ。10段階で7くらい。
まあ変人で一番を目指すというのも、それはそれで面白いかもしれないけどね。
END
僕はこの中ではまあそんなに個性がある方でもないと思うけど…え、なんだって?お前が一番変だって?そんなことないよ、僕はまあまあレベルの変人だよ。10段階で7くらい。
まあ変人で一番を目指すというのも、それはそれで面白いかもしれないけどね。
END
63 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 16:06:03.94 0
ものすごいてきとーすぎてスマソ(T_T)
ものすごくキャラの濃い神宮寺と羽生田とれあたんが長くなってしまった(>_<)
後はご自由にどうぞ
ものすごくキャラの濃い神宮寺と羽生田とれあたんが長くなってしまった(>_<)
後はご自由にどうぞ
65 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 18:09:13.53 O
あむむのキャラが際立ってきてうれしいよw
今日のヤンヤンのイチオシジュニア岸くんだったよー!
「尊敬してる先輩は?」
「藪くんと八乙女くんです」
「えっ、ここには大野君って書いてあるけど…」
「俺たちに気を遣っただろ!」
「あっ…えっ……」
岸くんいっつもこんな調子でしくじってるんだろうなw
不憫というより自分でしくじって不憫な展開に追い込んでる気がしてきたw
今日のヤンヤンのイチオシジュニア岸くんだったよー!
「尊敬してる先輩は?」
「藪くんと八乙女くんです」
「えっ、ここには大野君って書いてあるけど…」
「俺たちに気を遣っただろ!」
「あっ…えっ……」
岸くんいっつもこんな調子でしくじってるんだろうなw
不憫というより自分でしくじって不憫な展開に追い込んでる気がしてきたw
67 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 18:23:29.08 0
JrにQの時の「高木くんみたいにバック転したい」とまんまパターン同じだから台本だな
70 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 21:06:40.76 O
リレー紹介時の歓声
神宮>おにく=ふう=きし>れいあ>あむ>>>∞古林
神宮>おにく=ふう=きし>れいあ>あむ>>>∞古林
71 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 21:08:30.52 O
台本なのにしくじったみたいにつっこまれてたとしたら岸くんどんだけ不憫なんだwww
谷なんとか君に不憫さで追い越されそうでここで一気に距離をあけようとしたか
谷なんとか君に不憫さで追い越されそうでここで一気に距離をあけようとしたか
72 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 21:14:22.74 O
忘れた
みずき>>>神宮>おにく=ふう=きし>れいあ>あむ>>>∞古林宮近
みずき>>>神宮>おにく=ふう=きし>れいあ>あむ>>>∞古林宮近
74 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 21:21:17.83 0
まさかの井上無双wwww
りとるせぶん効果か?そらくらもっちゃんも夢中になるわ
りとるせぶん効果か?そらくらもっちゃんも夢中になるわ
76 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 22:22:17.57 0
誰か運動会ネタで神7のストーリー考えてくれ(>_<)
78 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 22:36:38.74 O
>69
リレーのれあたんマジで速かったw
井上倉本で対決すればハンデもなさそうでちょうどよかったのに…いや倉本が絶対同じグループにしろって駄々こねたのかもしれんな
リレーのれあたんマジで速かったw
井上倉本で対決すればハンデもなさそうでちょうどよかったのに…いや倉本が絶対同じグループにしろって駄々こねたのかもしれんな
79 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 22:36:50.78 0
ありがとうございますm(__)m
薔薇系で神7のストーリーを誰か考えてくれ(>_<)
薔薇系で神7のストーリーを誰か考えてくれ(>_<)
81 :ユーは名無しネ2012/03/18(日) 23:32:26.17 0
今週のJJLで「新メンバーの栗田くん中村くんの活躍に注目」とアナウンス
谷なにがしさん…
リアル不憫
谷なにがしさん…
リアル不憫
82 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 02:44:58.07 0
>80
新芽対決の萌えがテーマらしいからあむだよ
新芽対決の萌えがテーマらしいからあむだよ
83 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 06:47:05.80 O
>82
古林じゃなかった?
赤組倉本井上中村高橋、白組神宮寺羽生田古林岸の順だった気がする
何にせよまさか神7でリレー対決が見られるとは思ってなかったから大満足
古林じゃなかった?
赤組倉本井上中村高橋、白組神宮寺羽生田古林岸の順だった気がする
何にせよまさか神7でリレー対決が見られるとは思ってなかったから大満足
86 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 08:10:16.74 O
なんでアホと不憫2いなくて井上と古林なん?
井上はまあ分からなくもないけど古林て
井上はまあ分からなくもないけど古林て
87 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 10:01:00.59 O
古林は微妙に推されてる
可愛い顔をしてるがヤンヤンて披露したダンスが神がかり的に下手だった
ある意味才能
可愛い顔をしてるがヤンヤンて披露したダンスが神がかり的に下手だった
ある意味才能
88 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 10:09:39.96 O
不憫2は活躍した選手にトロフィーなんかを渡してた気がするのだが
89 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 12:10:22.08 O
れあたん足早いのか。意外
誰か抜かしたの?それともぶっちぎったの?
誰か抜かしたの?それともぶっちぎったの?
90 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 14:00:51.05 O
れあたんに順番回ってきた時点でかなり差が開いてたから抜かせはしなかったけどだいぶ差縮めてたし速い人の走り方だった古林は何か高地みたいな顔してる割に話し方がフワフワポヤポヤ系で意外だったな
91 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 14:12:56.97 O
小5小5中1中2
中1中2中2高1
こんな編成で対決させるのおかしいだろ
中1中2中2高1
こんな編成で対決させるのおかしいだろ
93 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 15:55:36.01 0
>88
やっぱりあれそうだったんか
同じ事やってるメンツが岸本とか微妙すぎてなんか
やっぱりあれそうだったんか
同じ事やってるメンツが岸本とか微妙すぎてなんか
104 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 20:40:14.34 O
>>93ちゃっかりアホもいたよねww
96 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 18:56:37.57 0
>91
小5と走らされる神宮寺と羽生田がミソッカス扱いってことだろうな
小5と走らされる神宮寺と羽生田がミソッカス扱いってことだろうな
97 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 18:57:54.52 0
俺実は岸くんのことあんま好きじゃないんだ うそです
それゆけ!神7 Featuring YUTA KISHI
人びとの悲しい想いが 昇天して虹になる
悲しみが 美しく天を飾るのだ
俺は神7のメンバーが大好きだ。
岸くんは常々そう思っている。神7のみんなといると、退屈しないし自分の帰る場所という安心感があってとても心地よい。みんな一筋縄ではいかない連中ばかりだし、言うことは聞かないし生意気も言うしやきもきさせるけど根はいい連中ばかりだ。
ろくな目に合わないこともあるけれど、不条理も不合理も理不尽も誤解もあるけれど、死にかけ、殺されかけの目にあうことだってあるけれど、それでも神7でいられることに無上の喜びを感じる。今の自分の全てがここにある、と信じている。
それゆけ!神7 Featuring YUTA KISHI
人びとの悲しい想いが 昇天して虹になる
悲しみが 美しく天を飾るのだ
俺は神7のメンバーが大好きだ。
岸くんは常々そう思っている。神7のみんなといると、退屈しないし自分の帰る場所という安心感があってとても心地よい。みんな一筋縄ではいかない連中ばかりだし、言うことは聞かないし生意気も言うしやきもきさせるけど根はいい連中ばかりだ。
ろくな目に合わないこともあるけれど、不条理も不合理も理不尽も誤解もあるけれど、死にかけ、殺されかけの目にあうことだってあるけれど、それでも神7でいられることに無上の喜びを感じる。今の自分の全てがここにある、と信じている。
98 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 18:58:42.59 0
は?お前とかよしてねーし。あっち行けよ」
「こっちくんなよ、友達とか思われたら困るんだよ」
中学に入ると、仲の良かった友達と離れ離れになってしまってその頃の岸くんはなかなか同年代の輪の中に入ることができなかった。
体も小さかったし気も弱くて、きつく言われると言い返すことができない。そうしてまごまごしていたら、誰も自分と話してくれなくなって、いつも一人だった。
途中まではがんばって行ってたけど、ある日家を出ようとしたら吐いてしまった。それから学校を休みがちになってますますみんなから取り残されていく気がして生きているのが辛かった。
家にいる間はずっとテレビを見ていた。テレビの中の世界は明るくて、笑いに満ちていて、見ているとほんの少しそういった惨めな気持ちを忘れさせてくれる。
中でも一番好きなのは歌番組だった。それも、歌って踊って自分を夢中にさせてくれるアイドルが岸くんの壊れかけた心を慰めてくれた。
嵐やスマップ、トキオ…ジャニーズの番組は一通りチェックした。その中で、ジャニーズJrの存在を知った。
(俺でもできるかな…)
中学二年生になってすぐに、思い切って応募してみた。
「ゴルア!!お前らしっかり覚えろ!練習は一回しかねーぞ!」
見たこともないヤクザ口調の振り付け師が、絶えず怒声を轟かせ、皆必死になって振り付けを覚えている。
怖くないといえば嘘になるが、それでもやるべきことがシンプルに絞られていて、あれこれ器用にこなせない岸くんにとっては逆にありがたかった。一つのことに集中するのは、嫌いじゃない。
学校では輪の中に入れなかったが、ジュニアでは違った。年下の子もたくさんいて、もともと小さい子が好きな岸くんにとってはこれもありがたかった。年下の子たちは岸くんとも和気あいあいと話してくれて、そうすると岸くんも自然と自分を出せた。
「あ。ごめん」
こつん、と肘に何かがあたったかと思うと同い年の松村北斗が頭を下げて通りすぎた。その隣ではこれも同い年の田中樹が笑いを取っている。
二人とも、大人っぽくてしっかりしていてかっこよくて、岸くんにとっては憧れそのものだ。今は活動休止中だがジャンプの森本龍太郎も同い年で、彼は小学生のころからプロの世界でやっている。すごい同い年がジャニーズにはゴロゴロいた。
「こっちくんなよ、友達とか思われたら困るんだよ」
中学に入ると、仲の良かった友達と離れ離れになってしまってその頃の岸くんはなかなか同年代の輪の中に入ることができなかった。
体も小さかったし気も弱くて、きつく言われると言い返すことができない。そうしてまごまごしていたら、誰も自分と話してくれなくなって、いつも一人だった。
途中まではがんばって行ってたけど、ある日家を出ようとしたら吐いてしまった。それから学校を休みがちになってますますみんなから取り残されていく気がして生きているのが辛かった。
家にいる間はずっとテレビを見ていた。テレビの中の世界は明るくて、笑いに満ちていて、見ているとほんの少しそういった惨めな気持ちを忘れさせてくれる。
中でも一番好きなのは歌番組だった。それも、歌って踊って自分を夢中にさせてくれるアイドルが岸くんの壊れかけた心を慰めてくれた。
嵐やスマップ、トキオ…ジャニーズの番組は一通りチェックした。その中で、ジャニーズJrの存在を知った。
(俺でもできるかな…)
中学二年生になってすぐに、思い切って応募してみた。
「ゴルア!!お前らしっかり覚えろ!練習は一回しかねーぞ!」
見たこともないヤクザ口調の振り付け師が、絶えず怒声を轟かせ、皆必死になって振り付けを覚えている。
怖くないといえば嘘になるが、それでもやるべきことがシンプルに絞られていて、あれこれ器用にこなせない岸くんにとっては逆にありがたかった。一つのことに集中するのは、嫌いじゃない。
学校では輪の中に入れなかったが、ジュニアでは違った。年下の子もたくさんいて、もともと小さい子が好きな岸くんにとってはこれもありがたかった。年下の子たちは岸くんとも和気あいあいと話してくれて、そうすると岸くんも自然と自分を出せた。
「あ。ごめん」
こつん、と肘に何かがあたったかと思うと同い年の松村北斗が頭を下げて通りすぎた。その隣ではこれも同い年の田中樹が笑いを取っている。
二人とも、大人っぽくてしっかりしていてかっこよくて、岸くんにとっては憧れそのものだ。今は活動休止中だがジャンプの森本龍太郎も同い年で、彼は小学生のころからプロの世界でやっている。すごい同い年がジャニーズにはゴロゴロいた。
99 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 18:59:31.35 0
憧れは励みになる。ダンスだけは誰にも負けないよう必死になって努力した。努力が少しずつ実力に変わるのは楽しかった。
今まであまり何かに没頭することはなかったけどダンスという自分にとっての天職に出会って岸くんは毎日がとても楽しかった。そうすると学校に行くのもそんなに苦じゃなくなった。
受験も乗り越えて、高校生になった頃、一つの転機が訪れた。
「今日からお前らは神7だ」
そう言われて6人集められ、活動を共にした。セクシーゾーンの1stコンサートを機に新たに2人追加された。
「岸くん、ここの振りってこうだったよね?」
高橋とはシンメを組むことになった。3つも年下だがダンスの実力もさることながらヘッドスピンという武器が彼にはある。自分もそういうオンリーワンの武器が欲しくなった。彼の存在は自分にとって励みになる
「岸くんこれ見て。ほらこんなとこでヤってる!すっげーなおい!」
携帯でエロ動画を神宮寺は見せてくる。エロいが彼もなかなかの努力家だし野心家だから負けていられない。同じ名前だということも岸くんは親近感を感じている。
「岸いー腹減ったなんかもってないー?」
生意気でふてぶてしいし食いすぎだと思うことも多々あるが倉本は小学5年生なのに高校生の自分と同じことをこなしているのは素直に凄いと思う。
「岸くん聞いてくれよ、こないだコンビニに行ったらなんと!ピザまんなるものが置いてあったんだ!知ってるか?ピザまん!ピザがまんなんだよ!」
はにうだの、エリートなのに気さくでとぼけたキャラはみんなをなごませてくれる。
「岸ぃ〜ちゃんと明日のリハの時間覚えてるぅ?」
中村はいつもスケジュールを忘れてしまう自分にとってありがたいサポートをしてくれる相手だ。怒られることもあるがそれがまた快感になってしまっていることに最近気付いた。
「岸鼻に鼻くそついてるwwwwギャハハハハアホだ!アホだ!」
アホにアホ扱いはいくら岸くんといえども勘弁願いたい。だが栗田は愛すべきアホだ。
「目では無理か…じゃあ鼻に入れてみようかな…」
エリートなのに栗田にいつもアホ扱いされる谷村はその可哀想な感じが共感できる。わけのわからない技を会得しようとするのはどうかと思うが…
このメンバーといると楽しい。ライバルでもあることに違いないが楽しいのが何よりだ。
ずっとこのメンバーでいたい。岸くんはいつからかそう強く願うようになった。
今まであまり何かに没頭することはなかったけどダンスという自分にとっての天職に出会って岸くんは毎日がとても楽しかった。そうすると学校に行くのもそんなに苦じゃなくなった。
受験も乗り越えて、高校生になった頃、一つの転機が訪れた。
「今日からお前らは神7だ」
そう言われて6人集められ、活動を共にした。セクシーゾーンの1stコンサートを機に新たに2人追加された。
「岸くん、ここの振りってこうだったよね?」
高橋とはシンメを組むことになった。3つも年下だがダンスの実力もさることながらヘッドスピンという武器が彼にはある。自分もそういうオンリーワンの武器が欲しくなった。彼の存在は自分にとって励みになる
「岸くんこれ見て。ほらこんなとこでヤってる!すっげーなおい!」
携帯でエロ動画を神宮寺は見せてくる。エロいが彼もなかなかの努力家だし野心家だから負けていられない。同じ名前だということも岸くんは親近感を感じている。
「岸いー腹減ったなんかもってないー?」
生意気でふてぶてしいし食いすぎだと思うことも多々あるが倉本は小学5年生なのに高校生の自分と同じことをこなしているのは素直に凄いと思う。
「岸くん聞いてくれよ、こないだコンビニに行ったらなんと!ピザまんなるものが置いてあったんだ!知ってるか?ピザまん!ピザがまんなんだよ!」
はにうだの、エリートなのに気さくでとぼけたキャラはみんなをなごませてくれる。
「岸ぃ〜ちゃんと明日のリハの時間覚えてるぅ?」
中村はいつもスケジュールを忘れてしまう自分にとってありがたいサポートをしてくれる相手だ。怒られることもあるがそれがまた快感になってしまっていることに最近気付いた。
「岸鼻に鼻くそついてるwwwwギャハハハハアホだ!アホだ!」
アホにアホ扱いはいくら岸くんといえども勘弁願いたい。だが栗田は愛すべきアホだ。
「目では無理か…じゃあ鼻に入れてみようかな…」
エリートなのに栗田にいつもアホ扱いされる谷村はその可哀想な感じが共感できる。わけのわからない技を会得しようとするのはどうかと思うが…
このメンバーといると楽しい。ライバルでもあることに違いないが楽しいのが何よりだ。
ずっとこのメンバーでいたい。岸くんはいつからかそう強く願うようになった。
100 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 19:00:21.32 0
神7としてコンサートに出ることにも少し慣れて、その休憩の合間岸くんは楽屋にタオルを取りにいった。すでにもう2枚びしょびしょにしている。いつも忘れず5枚は持ってきている。
楽屋のドアを開け、中に入る。
「あれ?」
中には中村が寝ていた。そういえば昼食後、ホール内のフリースペースでみんなでサッカーをしていたが彼は少し疲れたから休むと言って楽屋に戻っていったっけ。
よく寝ている。起こすのは可哀想だ。
可愛い寝顔にほんのちょっとだけ変な気を起しかけたが中村に手をだすと栗田が悪鬼の如く怒り狂うだろうからすぐにそれを打ち消した。
それはそうと喉が渇いたな…岸くんは思った。ポケットの財布から百円玉を取り出し、どこか自販機があるところで飲み物を買おう、そう思って二枚目の百円玉を取り出そうとすると、一枚が手から離れ、コロコロと落ちて行った。
百円玉は寝ている中村の顔の横に落ちた。
起こさないようにそっと拾おうとしたその時…
「ぐえっ!」
棚の上から箱が落ちて来て岸くんの頭上に落ちた。中に入ってたものが散乱し岸くんもその衝撃でバランスを崩した。
寝ていた中村が、呻き声を漏らす。岸くんが覆いかぶさってしまったからだ。
そこで、がちゃりとドアが開いた。
楽屋のドアを開け、中に入る。
「あれ?」
中には中村が寝ていた。そういえば昼食後、ホール内のフリースペースでみんなでサッカーをしていたが彼は少し疲れたから休むと言って楽屋に戻っていったっけ。
よく寝ている。起こすのは可哀想だ。
可愛い寝顔にほんのちょっとだけ変な気を起しかけたが中村に手をだすと栗田が悪鬼の如く怒り狂うだろうからすぐにそれを打ち消した。
それはそうと喉が渇いたな…岸くんは思った。ポケットの財布から百円玉を取り出し、どこか自販機があるところで飲み物を買おう、そう思って二枚目の百円玉を取り出そうとすると、一枚が手から離れ、コロコロと落ちて行った。
百円玉は寝ている中村の顔の横に落ちた。
起こさないようにそっと拾おうとしたその時…
「ぐえっ!」
棚の上から箱が落ちて来て岸くんの頭上に落ちた。中に入ってたものが散乱し岸くんもその衝撃でバランスを崩した。
寝ていた中村が、呻き声を漏らす。岸くんが覆いかぶさってしまったからだ。
そこで、がちゃりとドアが開いた。
101 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 19:01:07.78 0
「れいあ〜まだ寝てんのお〜?」
入ってきた栗田と岸くんは目が合った。栗田は一瞬きょとん、と目を見開いたが岸くんが中村に覆いかぶさっているのを理解すると表情が一変する。
「貴様…」
いつもの酒ヤケのようなガスガス声とは全く違った、重機がしなるような重低音でそう呟いたかと思うと栗田のかわいらしい顔が見る間に憎悪と憤怒に染まる。
その様は悪魔王サタンか、地獄の王ルチフェルか、はたまた鬼ヤクザの振付師か…それらと競うほどに恐ろしい形相になる。岸くんはちびりそうになった。
「いや、栗田、違うぞこれは…」
岸くんは慌てて中村から飛びのいた。そこで散乱していたものが目に入る。
蝋燭、ロープ、ローション、鞭…
岸くんは目をこすってもう一度確かめてみた。何かの見間違いじゃないかと
ろうそく、ろーぷ、ろーしょん、むち…
何度目をこらして見ても、変わりはなかった。
なんでこんなものがコンサートホールの楽屋の棚の上にあるのか、誰が置いたのか、一体何に使うのか、本当に必要になる時がくるのか全くもって理解に苦しむが確かにそれはそこに存在している。
岸くんが絶句しているとなんだなんだとガヤガヤと栗田に続き神7のメンバーが入ってくる。
「あの…だから…」
岸くんはこの時、「盲亀の浮木」という中国の古い諺を思い出した。
深海に住む巨大な盲目の亀が何千年か何万年かに一度だけ海面に姿を現す。海にはたまたま流木が浮いている。その流木にはたまたま穴があいている。
たまたま亀の浮上する真上にその流木があって、亀は首をつっこんでしまう。
到底あり得ない偶然をいいあらわした諺なのだ。今の状況がまさにそれだ。
たまたま楽屋には中村が寝ていた。
たまたま岸くんは百円玉を落とした。
たまたま百円玉を拾おうとした岸くんの頭上に箱が落ちてきた。そこで岸くんは中村の上に倒こんだ。
たまたまそこに栗田が入ってきた。
たまたま箱の中身が蝋燭とロープとローションと鞭のお買い得4点セットだった。
何故そんなことを思い出したのか、岸くんは不思議に思う。が、人間危機に面すると思わぬ記憶の引き出しが開くものかもしれない。どこで教えてもらったのかまでは思い出せないが。
入ってきた栗田と岸くんは目が合った。栗田は一瞬きょとん、と目を見開いたが岸くんが中村に覆いかぶさっているのを理解すると表情が一変する。
「貴様…」
いつもの酒ヤケのようなガスガス声とは全く違った、重機がしなるような重低音でそう呟いたかと思うと栗田のかわいらしい顔が見る間に憎悪と憤怒に染まる。
その様は悪魔王サタンか、地獄の王ルチフェルか、はたまた鬼ヤクザの振付師か…それらと競うほどに恐ろしい形相になる。岸くんはちびりそうになった。
「いや、栗田、違うぞこれは…」
岸くんは慌てて中村から飛びのいた。そこで散乱していたものが目に入る。
蝋燭、ロープ、ローション、鞭…
岸くんは目をこすってもう一度確かめてみた。何かの見間違いじゃないかと
ろうそく、ろーぷ、ろーしょん、むち…
何度目をこらして見ても、変わりはなかった。
なんでこんなものがコンサートホールの楽屋の棚の上にあるのか、誰が置いたのか、一体何に使うのか、本当に必要になる時がくるのか全くもって理解に苦しむが確かにそれはそこに存在している。
岸くんが絶句しているとなんだなんだとガヤガヤと栗田に続き神7のメンバーが入ってくる。
「あの…だから…」
岸くんはこの時、「盲亀の浮木」という中国の古い諺を思い出した。
深海に住む巨大な盲目の亀が何千年か何万年かに一度だけ海面に姿を現す。海にはたまたま流木が浮いている。その流木にはたまたま穴があいている。
たまたま亀の浮上する真上にその流木があって、亀は首をつっこんでしまう。
到底あり得ない偶然をいいあらわした諺なのだ。今の状況がまさにそれだ。
たまたま楽屋には中村が寝ていた。
たまたま岸くんは百円玉を落とした。
たまたま百円玉を拾おうとした岸くんの頭上に箱が落ちてきた。そこで岸くんは中村の上に倒こんだ。
たまたまそこに栗田が入ってきた。
たまたま箱の中身が蝋燭とロープとローションと鞭のお買い得4点セットだった。
何故そんなことを思い出したのか、岸くんは不思議に思う。が、人間危機に面すると思わぬ記憶の引き出しが開くものかもしれない。どこで教えてもらったのかまでは思い出せないが。
102 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 19:01:47.53 0
「てめえれいあに何しようとしてたあ!!!」
栗田は絶叫しながら襲いかかってきた。アホが全解放した力は凄まじいものがある。リミッターが壊れた人間ほど恐ろしいものはない。今の栗田ならオセアニア大陸ぐらいなら滅ぼせそうだ。
「違う!誤解だ誤解!俺はただ…」
「うっわーロープに蝋燭にローションにしかも鞭ってまんまSMじゃん。中村縛ってSMプレイしようとしてたわけ?岸くん」
神宮寺が目を輝かせながら蝋燭を手に取る
「いいなー、なんで俺も誘ってくんなかったの?ひでーよ岸くん」
「違う!それは棚の上から…」
「岸くん…そんな…そんな…」
高橋はショックのあまり白目をむいて小刻みに震えていた。まるで携帯電話のマナーモードのように。
「えすえむって何?うまいの?」
倉本がカツサンドをかじりながら神宮寺に訊いた。
「バッカお前SMってのはエッチなプレイのことだよ。あーでこーで…岸くんは中村の寝込み襲ってそういうことしようとしてたの」
「まっじでー!?」
倉本は甲高い声で叫んだ。
「岸って変態だったんだな。俺のみずきには近寄るなよ!半径3メートル以内禁止な!」
「岸くんはてっきりドMかと思ってたが…そうかS願望もあったんだな。にしても寝込みを襲うのは人としてどうかと思う。正々堂々と本人にお願いしてみたらいいのに。もっとも栗田でなくても僕も許さないけどな」
羽生田が軽蔑をこめた眼差しで刺してくる。
「SM…そういうキャラもインパクトあるかな…たにむらあ〜りゅういちだよお〜?とか言って…」
谷村がそう呟くと栗田が岸くんに投げたゴミ箱がそれて谷村の顔面に当たった。
栗田は絶叫しながら襲いかかってきた。アホが全解放した力は凄まじいものがある。リミッターが壊れた人間ほど恐ろしいものはない。今の栗田ならオセアニア大陸ぐらいなら滅ぼせそうだ。
「違う!誤解だ誤解!俺はただ…」
「うっわーロープに蝋燭にローションにしかも鞭ってまんまSMじゃん。中村縛ってSMプレイしようとしてたわけ?岸くん」
神宮寺が目を輝かせながら蝋燭を手に取る
「いいなー、なんで俺も誘ってくんなかったの?ひでーよ岸くん」
「違う!それは棚の上から…」
「岸くん…そんな…そんな…」
高橋はショックのあまり白目をむいて小刻みに震えていた。まるで携帯電話のマナーモードのように。
「えすえむって何?うまいの?」
倉本がカツサンドをかじりながら神宮寺に訊いた。
「バッカお前SMってのはエッチなプレイのことだよ。あーでこーで…岸くんは中村の寝込み襲ってそういうことしようとしてたの」
「まっじでー!?」
倉本は甲高い声で叫んだ。
「岸って変態だったんだな。俺のみずきには近寄るなよ!半径3メートル以内禁止な!」
「岸くんはてっきりドMかと思ってたが…そうかS願望もあったんだな。にしても寝込みを襲うのは人としてどうかと思う。正々堂々と本人にお願いしてみたらいいのに。もっとも栗田でなくても僕も許さないけどな」
羽生田が軽蔑をこめた眼差しで刺してくる。
「SM…そういうキャラもインパクトあるかな…たにむらあ〜りゅういちだよお〜?とか言って…」
谷村がそう呟くと栗田が岸くんに投げたゴミ箱がそれて谷村の顔面に当たった。
103 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 19:02:17.77 0
「殺してやる岸!てめえミンチにして鳥の餌にしてバラ撒いてやる!!いや殺すだけじゃ飽き足りねえ!生きたまま地獄を味わわせてやる!二度と俺のれいあに手出しできないようになあああ!!!」
栗田にはすっかり鬼ヤクザが憑依してしまった。こうなっては誰も止められない。唯一止めようとする意志を持っているであろう高橋は泡を吹いて倒れていた。
「うぎゃああああ!違う!違うんだあああ!!お前ら助けてくれ!中村起きろおおおお!」
岸くんの魂の叫びで中村はむっくりと起きてきたが、激怒する栗田と神宮寺の説明を聞いて
「栗ちゃんやきもちやきだねぇ」
と呑気に呟くだけでなんの助けにもならなかった。
岸くんはこの後アホに半殺しにされた。
俺は神7のメンバーが大好きだ
たぶん
END
栗田にはすっかり鬼ヤクザが憑依してしまった。こうなっては誰も止められない。唯一止めようとする意志を持っているであろう高橋は泡を吹いて倒れていた。
「うぎゃああああ!違う!違うんだあああ!!お前ら助けてくれ!中村起きろおおおお!」
岸くんの魂の叫びで中村はむっくりと起きてきたが、激怒する栗田と神宮寺の説明を聞いて
「栗ちゃんやきもちやきだねぇ」
と呑気に呟くだけでなんの助けにもならなかった。
岸くんはこの後アホに半殺しにされた。
俺は神7のメンバーが大好きだ
たぶん
END
105 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 22:42:56.34 0
京本とれいあ
キャラ被る
キャラ被る
108 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 22:59:55.90 0
>>105
れいあはあんなに気持ち悪くありませんから
作者おつ!前半リアルじゃねーかw
岸かわいいな
れいあと
れいあはあんなに気持ち悪くありませんから
作者おつ!前半リアルじゃねーかw
岸かわいいな
れいあと
107 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 22:59:05.85 O
久々に超絶不憫な岸くんktkr
颯くんマナーモードネタもさりげなく織り交ぜるとはさすがです作者さん
颯くんマナーモードネタもさりげなく織り交ぜるとはさすがです作者さん
109 :ユーは名無しネ2012/03/19(月) 23:29:39.52 O
岸くんのせいで颯くんまで不憫な思いをさせられてw
厄介なのを好きになっちゃったもんだねえ
厄介なのを好きになっちゃったもんだねえ
112 :ユーは名無しネ2012/03/20(火) 08:14:33.43 O
作者さん乙すぎる
岸くんドMっぽいのにw
神宮寺は帰ったらSMの研究に余念がないだろな
そして颯くんは岸くんがそんなプレイするのを想像してしまった自分に嫌悪感でとりあえずヘッドスピンだろう
岸くんドMっぽいのにw
神宮寺は帰ったらSMの研究に余念がないだろな
そして颯くんは岸くんがそんなプレイするのを想像してしまった自分に嫌悪感でとりあえずヘッドスピンだろう
118 :ユーは名無しネ2012/03/20(火) 16:14:17.80 I
SMセットはおはぎ&安井さんのじゃないのかなw
おはぎさん、安井さんと純愛貫きなさいよ!
れあたんに手出さないでー!
おはぎさん、安井さんと純愛貫きなさいよ!
れあたんに手出さないでー!
124 :ユーは名無しネ2012/03/20(火) 17:28:30.49 O
>ピザがまんなんだよ!
地味にクルwww
地味にクルwww
127 :ユーは名無しネ2012/03/20(火) 18:39:27.56 O
>>124自分もそこ地味にクル。なんかリアル
125 :ユーは名無しネ2012/03/20(火) 18:11:07.82 0
神7楽屋劇場「れあたんとトマト」
岸くんは楽屋で弁当を食べていた。隣には中村がいる。
「岸これあげるぅ」
中村はそう言ってプチトマトを岸くんの弁当に入れてきた。
「何?トマト嫌いなの中村?」
「うん、トマトはぁ絶対ダメぇ」
人には何か一つは絶対受け付けないものがあるしな、と思いながらも岸くんはふと中村がトマトを食べたらどうなるのだろう…と興味が湧いてきた。
もくもくと弁当を食べる中村に、見えないようにプチトマトをポテトサラダで包み込むと岸くんはそれを中村にあげた。
「じゃあポテトサラダあげるよ」
「うん。ありがとぉ」
中村は疑うことなくプチトマトが入ったポテトサラダを口にした。
「!!」
その瞬間、中村は倒れた。
「え…おい、中村、大丈夫!?」
岸くんは慌てて中村に駆け寄った。だが次に物凄い衝撃波に吹っ飛ばされ壁にたたきつけられた。
カメハメ波かと疑うようなその衝撃波は、中村の細い腕から放たれたパンチだった。
「いって…」
「おい岸ぃ…」
中村の目は座っていた。いつも可愛くてふんわりしていて乙女で優しい中村はどこに行ってしまったというのか。そこにいるのはセクゾンどころか鬼ヤクザも裸足で逃げ出す真性ドS危険レベル100の最終兵器の絶対零度の目つきだ。
岸くんは恐怖のあまりちびりそうになった。いやむしろもうちびっていた。
岸くんは楽屋で弁当を食べていた。隣には中村がいる。
「岸これあげるぅ」
中村はそう言ってプチトマトを岸くんの弁当に入れてきた。
「何?トマト嫌いなの中村?」
「うん、トマトはぁ絶対ダメぇ」
人には何か一つは絶対受け付けないものがあるしな、と思いながらも岸くんはふと中村がトマトを食べたらどうなるのだろう…と興味が湧いてきた。
もくもくと弁当を食べる中村に、見えないようにプチトマトをポテトサラダで包み込むと岸くんはそれを中村にあげた。
「じゃあポテトサラダあげるよ」
「うん。ありがとぉ」
中村は疑うことなくプチトマトが入ったポテトサラダを口にした。
「!!」
その瞬間、中村は倒れた。
「え…おい、中村、大丈夫!?」
岸くんは慌てて中村に駆け寄った。だが次に物凄い衝撃波に吹っ飛ばされ壁にたたきつけられた。
カメハメ波かと疑うようなその衝撃波は、中村の細い腕から放たれたパンチだった。
「いって…」
「おい岸ぃ…」
中村の目は座っていた。いつも可愛くてふんわりしていて乙女で優しい中村はどこに行ってしまったというのか。そこにいるのはセクゾンどころか鬼ヤクザも裸足で逃げ出す真性ドS危険レベル100の最終兵器の絶対零度の目つきだ。
岸くんは恐怖のあまりちびりそうになった。いやむしろもうちびっていた。
126 :ユーは名無しネ2012/03/20(火) 18:11:53.53 0
「俺にトマト食べさせようとしやがったな…」
俺?俺って言ったの?中村が?なんか声まで低くなってるしあの可愛いれあたんは一体どこへ?ああでもなんか男らしいれあたんも素敵…とかなんとかよく分からない回想が岸くんの頭の中をかけめぐった。
「す…すいません…ほんのできごこr」
中村は岸くんの胸倉を掴んだ
「ブッ殺す!てめえの腹ぁ引き裂いてハラワタひきずりだしてそれてめえに食わしてやっから覚悟しろ!ついでにその貧相なチ○ポも引きちぎってやるからなあ!」
「いやああああああごめんなさいいいい殺さないでええええええ」
岸くんが恐怖におののき涙と鼻水と汗と全身の水分を体外に放出しながら許しを請い逃げ惑うとドアが開いた。
「あり?れいあと岸なにしてんの?」
栗田が入ってきた。そこで奇跡が起こる。
「あ、栗ちゃん」
中村の目が元に戻った。岸くんは一命を取り留めた。安堵でまたちびりそうになる。
「どうしたの、れいあ?」
栗田が尋ねると、中村の目が見る間にうるうると潤みだす。
「岸がぁ…僕にトマト食べさせようとしたぁ…」
「れいあ大丈夫だよ。俺がいるから」
乙女のうる目に、アホは鼻の下を伸ばしてすっかりデレデレだ。そこまでは良かったが…
「それからぁ○○でぇ××しようとして※※が▼▼を☆☆の÷●§でぇ…怖かったよぉ」
なんで乙女の中村にそんな18禁もびっくりな知識があるのか。
その内容の過激さに岸くんはそんなことやってみたいけどできるわけがないじゃんと言いかけたがアホの放った界王拳によって奈落に沈められ、2、3日ろくに動けなかった。
俺?俺って言ったの?中村が?なんか声まで低くなってるしあの可愛いれあたんは一体どこへ?ああでもなんか男らしいれあたんも素敵…とかなんとかよく分からない回想が岸くんの頭の中をかけめぐった。
「す…すいません…ほんのできごこr」
中村は岸くんの胸倉を掴んだ
「ブッ殺す!てめえの腹ぁ引き裂いてハラワタひきずりだしてそれてめえに食わしてやっから覚悟しろ!ついでにその貧相なチ○ポも引きちぎってやるからなあ!」
「いやああああああごめんなさいいいい殺さないでええええええ」
岸くんが恐怖におののき涙と鼻水と汗と全身の水分を体外に放出しながら許しを請い逃げ惑うとドアが開いた。
「あり?れいあと岸なにしてんの?」
栗田が入ってきた。そこで奇跡が起こる。
「あ、栗ちゃん」
中村の目が元に戻った。岸くんは一命を取り留めた。安堵でまたちびりそうになる。
「どうしたの、れいあ?」
栗田が尋ねると、中村の目が見る間にうるうると潤みだす。
「岸がぁ…僕にトマト食べさせようとしたぁ…」
「れいあ大丈夫だよ。俺がいるから」
乙女のうる目に、アホは鼻の下を伸ばしてすっかりデレデレだ。そこまでは良かったが…
「それからぁ○○でぇ××しようとして※※が▼▼を☆☆の÷●§でぇ…怖かったよぉ」
なんで乙女の中村にそんな18禁もびっくりな知識があるのか。
その内容の過激さに岸くんはそんなことやってみたいけどできるわけがないじゃんと言いかけたがアホの放った界王拳によって奈落に沈められ、2、3日ろくに動けなかった。
129 :ユーは名無しネ2012/03/20(火) 19:38:30.29 0
いやこれはれあたんにトマト食べさせようとした不憫1が悪い
不憫ではなく当然のおしおき
不憫ではなく当然のおしおき
130 :ユーは名無しネ2012/03/20(火) 22:17:40.07 O
>岸くんはそんなことやってみたいけどできるわけがないじゃんと言いかけたが
やってみたいのかよw
また颯くんがこの一件を知って白目むいて携帯マナーモードになるんだな
れあくりがカメハメ波と界王拳の使い手w
やってみたいのかよw
また颯くんがこの一件を知って白目むいて携帯マナーモードになるんだな
れあくりがカメハメ波と界王拳の使い手w
134 :ユーは名無しネ2012/03/20(火) 23:58:07.40 0
「ブッ殺す!てめえの腹ぁ引き裂いてハラワタひきずりだしてそれてめえに食わしてやっから覚悟しろ!ついでにその貧相なチ○ポも引きちぎってやるからなあ!」
れあたんに言われてみたいです…
れあたんに言われてみたいです…
135 :ユーは名無しネ2012/03/21(水) 01:05:40.00 I
れあたんもチ○ポなんて言葉知ってるんだねw
自慰もしなさそうなのに
自慰もしなさそうなのに
136 :ユーは名無しネ2012/03/21(水) 01:33:40.06 O
れあたんこんなふうに豹変するような役やらないかな
絵も上手いし芸術的才能に恵まれてそうだから演技も上手そうな気が
普段は温厚な絵描きだが実は裏の顔はサイコパス…とか
そんな名演技魅せられたら目から汗かいてしまうよ
ああいうビジュアルは演技派俳優になったら需要多いぞ
絵も上手いし芸術的才能に恵まれてそうだから演技も上手そうな気が
普段は温厚な絵描きだが実は裏の顔はサイコパス…とか
そんな名演技魅せられたら目から汗かいてしまうよ
ああいうビジュアルは演技派俳優になったら需要多いぞ
137 :ユーは名無しネ2012/03/21(水) 02:47:08.90 0
これから先、芸能界で生き残ってくれるなら何でもいい
たとえそれがオネエでも…
たとえそれがオネエでも…
139 :ユーは名無しネ2012/03/21(水) 06:52:16.45 O
可愛いのに怒らせたら誰よりも怖そうでオネエもサイコパスも似合う
それがれあたん
それがれあたん
140 :ユーは名無しネ2012/03/21(水) 07:20:43.88 0
まじでトマト食べさせたらどんな風になるのか見てみたいな
泣くか吐くかそれともやっぱり豹変するか…
泣くか吐くかそれともやっぱり豹変するか…
141 :ユーは名無しネ2012/03/21(水) 08:22:26.61 O
JJL見る限り天然で女の子なんだと思う
Jr.にQだけだとぶりっこしてるだけかなと思ったけどさすがにJJLはカメラ回りっぱなしだしどうしても素が見える
ずっと些細な仕草も見逃すまいと見てたけどほんまに始終乙女だった
特に最後の反省で指を顎に当てる仕草なんか女の子でもそう見ない
Jr.にQだけだとぶりっこしてるだけかなと思ったけどさすがにJJLはカメラ回りっぱなしだしどうしても素が見える
ずっと些細な仕草も見逃すまいと見てたけどほんまに始終乙女だった
特に最後の反省で指を顎に当てる仕草なんか女の子でもそう見ない
142 :ユーは名無しネ2012/03/21(水) 19:12:12.19 0
神7楽屋劇場「同い年の二人」
谷村は楽屋で一人、ルービックキューブをしながら休憩していた。そこに高橋が入ってくる。
「あ、谷浦も休憩?」
「…谷村だけど…」
「…」
「…」
沈黙が5分ほど続く。谷村と高橋は同い年だがこれまであんまり接したことがないだけに二人きりになっても何を話していいのかよく分からない。二人ともそんなに口数の多い方ではないのだ。
沈黙を先に破ったのは高橋だった。
「谷内、あのさ、ちょっと相談したいんだけど…」
「谷村だ…何?」
「好きな人がいるんだけどさ、その人鈍感で全然気づかなくて…でもそこがいいとこなんだけどでもやっぱ気付いてほしいし…どう思う?谷垣は?」
「谷村だよ。さあ…気づいてほしいなら言えば?」
「でもそれは恥ずかしいし…第一僕なんかのことそんな風に思ってないと思うんだよね。谷浜、モテそうだしそういう心理に詳しそうだから…」
「谷村だってば。いや別に俺そんなにモテないし、俺の学校はそういう浮ついたことするやつあんまいないから…どうしても気付いてほしいならメールとか電話とかもあるんじゃない?」
「それも考えたけど…やっぱり直接言わないと失礼な気がして…谷森的にはどう?」
「た・に・む・ら・だ。俺は別にどっちでもいいと思うけど」
谷村は楽屋で一人、ルービックキューブをしながら休憩していた。そこに高橋が入ってくる。
「あ、谷浦も休憩?」
「…谷村だけど…」
「…」
「…」
沈黙が5分ほど続く。谷村と高橋は同い年だがこれまであんまり接したことがないだけに二人きりになっても何を話していいのかよく分からない。二人ともそんなに口数の多い方ではないのだ。
沈黙を先に破ったのは高橋だった。
「谷内、あのさ、ちょっと相談したいんだけど…」
「谷村だ…何?」
「好きな人がいるんだけどさ、その人鈍感で全然気づかなくて…でもそこがいいとこなんだけどでもやっぱ気付いてほしいし…どう思う?谷垣は?」
「谷村だよ。さあ…気づいてほしいなら言えば?」
「でもそれは恥ずかしいし…第一僕なんかのことそんな風に思ってないと思うんだよね。谷浜、モテそうだしそういう心理に詳しそうだから…」
「谷村だってば。いや別に俺そんなにモテないし、俺の学校はそういう浮ついたことするやつあんまいないから…どうしても気付いてほしいならメールとか電話とかもあるんじゃない?」
「それも考えたけど…やっぱり直接言わないと失礼な気がして…谷森的にはどう?」
「た・に・む・ら・だ。俺は別にどっちでもいいと思うけど」
143 :ユーは名無しネ2012/03/21(水) 19:12:57.40 0
「そっか…でも言ったら困らせそうな気がするんだよね。好きでもない奴から好きって言われたらやっぱ困るよね?谷口だってそうでしょ?」
「だから谷村だって言ってるだろ!わざとやってんのか?好きか嫌いかなんてどうでもいいよ、とりあえず俺の名前ちゃんと呼べ!」
「どうでもよくなんかないよ、僕にとっては生きるか死ぬかの大問題で…谷沢にとってはどうでもいいかもしれないけど…」
「谷村!谷村!T・A・N・I・M・U・R・A!!とりあえずそれだけ言ってみろ!あとのことはどうでもいい!」
「何をそんなに怒ってるんだよ…短気だな谷島って…」
「谷村だあああああ!!!ぉまえ回転しすぎて脳がシェイクされてパッパラパーになってんじゃないのか!!!アホの栗田でも俺の名前はちゃんと呼べるんだぞ!!お前はチンパンジー以下か!!
いいからたにむらって言ってみろ!いや頼むからたにむらって呼んで下さい!なんでもしますから!!」
「それより岸くんって何が好きかなあ…谷池知らない?」
このあと、えんえんと一時間以上相談を受けたがその間ずっと谷村は高橋に名前を間違われ続けた。日本で「谷」のつく名前はここで出尽くしたのではないかと思うほどに…。
「だから谷村だって言ってるだろ!わざとやってんのか?好きか嫌いかなんてどうでもいいよ、とりあえず俺の名前ちゃんと呼べ!」
「どうでもよくなんかないよ、僕にとっては生きるか死ぬかの大問題で…谷沢にとってはどうでもいいかもしれないけど…」
「谷村!谷村!T・A・N・I・M・U・R・A!!とりあえずそれだけ言ってみろ!あとのことはどうでもいい!」
「何をそんなに怒ってるんだよ…短気だな谷島って…」
「谷村だあああああ!!!ぉまえ回転しすぎて脳がシェイクされてパッパラパーになってんじゃないのか!!!アホの栗田でも俺の名前はちゃんと呼べるんだぞ!!お前はチンパンジー以下か!!
いいからたにむらって言ってみろ!いや頼むからたにむらって呼んで下さい!なんでもしますから!!」
「それより岸くんって何が好きかなあ…谷池知らない?」
このあと、えんえんと一時間以上相談を受けたがその間ずっと谷村は高橋に名前を間違われ続けた。日本で「谷」のつく名前はここで出尽くしたのではないかと思うほどに…。
150 :ユーは名無しネ2012/03/21(水) 22:23:44.05 0
うっかり好きな人の名前洩らしちゃっても今の谷藤くんには全く耳に入ってないんだろうなw
152 :ユーは名無しネ2012/03/21(水) 22:38:15.32 O
颯くんの片思いキャラがかわいすぎる
岸くんにうっかり自分の気持ちが知れてしまったらどんな反応するんだろう?
岸くんにうっかり自分の気持ちが知れてしまったらどんな反応するんだろう?
154 :ユーは名無しネ2012/03/21(水) 23:55:58.68 O
>>152
全面的に激しく同意
一途に悩む颯くん可愛すぎる
そんな颯くんの気持ちを知った岸くんはどうなるんだろ…
自分をそんなに想ってくれてるんだ…って颯くんのことを意識しだしちゃったりして
全面的に激しく同意
一途に悩む颯くん可愛すぎる
そんな颯くんの気持ちを知った岸くんはどうなるんだろ…
自分をそんなに想ってくれてるんだ…って颯くんのことを意識しだしちゃったりして
156 :ユーは名無しネ2012/03/22(木) 00:49:29.99 I
岸「お、俺はあくまでもノーマルだし、AVだって借りるし
プレイボーイだって買う。そりゃれいあにムラッとしても、
手は出してないし!
今後またチャンスがあった、もしくは誘われてたら、、
いやわかんないけど自分からはいかないし!断言はできないけど、
多分しないし。
でも高橋のことは弟のように思って、、いやライバルとしても
尊敬しているし、。腹筋綺麗だなーって腹チラ見てるけど
いやらしい目でなんか見てないし、
とグダグダいいそうw
優太の優は優柔不断の優太!
プレイボーイだって買う。そりゃれいあにムラッとしても、
手は出してないし!
今後またチャンスがあった、もしくは誘われてたら、、
いやわかんないけど自分からはいかないし!断言はできないけど、
多分しないし。
でも高橋のことは弟のように思って、、いやライバルとしても
尊敬しているし、。腹筋綺麗だなーって腹チラ見てるけど
いやらしい目でなんか見てないし、
とグダグダいいそうw
優太の優は優柔不断の優太!
157 :ユーは名無しネ2012/03/22(木) 07:26:40.00 0
岸くんはもう決定的なことをはっきり言わない限りは気付かないだろうね
そんなキャラだ
そんなキャラだ
158 :ユーは名無しネ2012/03/22(木) 07:43:32.81 O
岸颯の微妙な距離感キャワw
汗だくの隣でモジモジ
颯くんはそんな汗だくすらもカッコいいとか思うんだろうか
汗だくの隣でモジモジ
颯くんはそんな汗だくすらもカッコいいとか思うんだろうか
160 :ユーは名無しネ2012/03/22(木) 09:38:25.74 0
マジで告られて困惑して必死のダンスしながら言い訳する岸くんが目に浮かぶ
161 :ユーは名無しネ2012/03/22(木) 11:30:44.31 O
颯くんがお友達から始めてくださいって手出してたらキャワ
そして尋常じゃなく動揺しまくりの岸くん
そして尋常じゃなく動揺しまくりの岸くん
162 :ユーは名無しネ2012/03/22(木) 12:19:03.69 O
まあメロンが好きな人間もいればフナムシが好きな人間もいるしな
165 :ユーは名無しネ2012/03/22(木) 17:04:54.38 0
もの食べながら性欲処理だなんてあむ坊ちゃんとんでもないわ
あと一つなんだっけ。物欲?金持ちだからそこはいつも満たされてるなwww
あと一つなんだっけ。物欲?金持ちだからそこはいつも満たされてるなwww
166 :ユーは名無しネ2012/03/22(木) 17:29:54.18 0
あと一つは排泄欲です
だからあえて言わなかったのかとw
だからあえて言わなかったのかとw
169 :ユーは名無しネ2012/03/22(木) 20:15:51.62 0
そんな3人のことをドンびきしながら凝視している
岸くんと颯くんと谷崎が浮かびました
岸くんと颯くんと谷崎が浮かびました
176 :ユーは名無しネ2012/03/22(木) 22:43:17.11 O
睡眠欲じゃないのか?w
そういえば神7にはよく眠る子枠が足りないな…谷何とか君大チャンスだぞこれは
そういえば神7にはよく眠る子枠が足りないな…谷何とか君大チャンスだぞこれは
177 :ユーは名無しネ2012/03/22(木) 22:45:11.43 0
寝ながら回る奴や噛みつく奴やうんちく語りだす奴や誘惑しかける奴や恋人と勘違いして犯そうとする奴はいるけどねw
187 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 09:14:15.71 I
神7が「頂点(イタダキ)」というG名でCDリリースする夢みた
富士山でジャケット撮影してた
富士山でジャケット撮影してた
188 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 09:24:18.88 O
ダサいw
PVメイキングに富士登山も入るよね
岸くんは倉本かれあたんを背負って頂上へ
谷なんとかくんは体力なさそうだから途中で脱落かな
PVメイキングに富士登山も入るよね
岸くんは倉本かれあたんを背負って頂上へ
谷なんとかくんは体力なさそうだから途中で脱落かな
189 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 10:17:05.86 O
ダサイが許容範囲なのが怖い
自分の感覚が麻痺してゆくのが怖い
自分の感覚が麻痺してゆくのが怖い
190 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 10:40:35.16 O
「君のハートをイタダキ!」
みたいなキャッチフレーズかな
みたいなキャッチフレーズかな
191 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 10:41:21.12 O
神7メンバーが登山途中で足を挫いて岸くんが背負ってあげる場合
高橋…これくらい平気っぽいの中のでもちょっとだけ痛いっぽいの別に鼓動早くなってないっぽいのと何やらうるさい
神宮寺…ナニかが当たる
倉本…徐々に重くなっていく
羽生田…耳元で延々お経のようなうんちく
れあたん…何故かドキドキムラムラして汗びっしょりを指摘される
アホ…鼻水を岸くんの肩口で拭き始める
谷某…二人で谷底へ転げ落ちる
高橋…これくらい平気っぽいの中のでもちょっとだけ痛いっぽいの別に鼓動早くなってないっぽいのと何やらうるさい
神宮寺…ナニかが当たる
倉本…徐々に重くなっていく
羽生田…耳元で延々お経のようなうんちく
れあたん…何故かドキドキムラムラして汗びっしょりを指摘される
アホ…鼻水を岸くんの肩口で拭き始める
谷某…二人で谷底へ転げ落ちる
194 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 11:26:24.23 0
逆に岸くん負傷の時には誰も手差し伸べてくれなさそう・・・
195 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 11:31:51.94 0
どれも嫌だけど颯くんとあむだけはまだ許容範囲だなwww二人とも軽そうだし
あむのうんちくは多分富士山含む世界の山々の話または静岡山梨の魅力
あむのうんちくは多分富士山含む世界の山々の話または静岡山梨の魅力
200 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 12:48:53.52 O
エロ神様は場合によっちゃ岸くんでもいけるのかw
底なしだな
底なしだな
204 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 14:05:45.07 0
なぜ倉本はどんどん重くなるのか
食ってるからか寝てるからか
食ってるからか寝てるからか
207 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 15:10:04.75 O
小さな恋のメロディ
コンサートを間近に控え、都内某所のスタジオ近くのホテルで春休みを利用し泊まりがけ特訓に励む神7メンバー。
レッスンを終えた颯はコンビニにいた。今日の颯は機嫌がいい。なぜなら、かねてから想いを寄せる岸と同室だからだ。
この気持ち、知ってほしいようなほしくないような…。自分の気持ちを岸に知られることでお互いに気まずくなるのがひどく恐い。だったら今のままあくまで仲間としてそばにいられるだけで…。
いつもはシンメで踊れるだけでも幸せだが、最近はシンメから外れることもままある。その淋しさを大好物のメロンパンで癒やそうとしていた。
そうだ、岸くんにもメロンパン差し入れして一緒に食べよう。でも岸くんメロンパン好きかな…今日のレッスンでも汗だくだったからスポーツドリンクも一緒に差し入れようか…でもメロンパンとの組み合わせを考えると牛乳のほうがいいかな…両方買っていこう。
岸くんがメロンパン食べるところもきっと可愛いんだろうな…。
岸の和やかな笑顔を想像するだけで颯の胸は高鳴る。
会計を済ませホテルに向かう途中にいかにもスポーツマンっぽいがたいのいい30代くらいの男が颯の前に立ちはだかる。
「高橋颯くんだよね!君のヘッドスピンをテレビでみてすっかりファンにのたよ!俺もダンスやってるんだけど君のダンスは本当にすごいよ!」
「わあ…!ありがとうございます!」
同じダンスをやってる人間に、それも同性から認められるのは素直に嬉しい。颯ははにかみがちな笑顔で応える。
「颯くんにききたいんだけどさ…やっぱりみんなジャニーさんに喰われてるの?」
コンサートを間近に控え、都内某所のスタジオ近くのホテルで春休みを利用し泊まりがけ特訓に励む神7メンバー。
レッスンを終えた颯はコンビニにいた。今日の颯は機嫌がいい。なぜなら、かねてから想いを寄せる岸と同室だからだ。
この気持ち、知ってほしいようなほしくないような…。自分の気持ちを岸に知られることでお互いに気まずくなるのがひどく恐い。だったら今のままあくまで仲間としてそばにいられるだけで…。
いつもはシンメで踊れるだけでも幸せだが、最近はシンメから外れることもままある。その淋しさを大好物のメロンパンで癒やそうとしていた。
そうだ、岸くんにもメロンパン差し入れして一緒に食べよう。でも岸くんメロンパン好きかな…今日のレッスンでも汗だくだったからスポーツドリンクも一緒に差し入れようか…でもメロンパンとの組み合わせを考えると牛乳のほうがいいかな…両方買っていこう。
岸くんがメロンパン食べるところもきっと可愛いんだろうな…。
岸の和やかな笑顔を想像するだけで颯の胸は高鳴る。
会計を済ませホテルに向かう途中にいかにもスポーツマンっぽいがたいのいい30代くらいの男が颯の前に立ちはだかる。
「高橋颯くんだよね!君のヘッドスピンをテレビでみてすっかりファンにのたよ!俺もダンスやってるんだけど君のダンスは本当にすごいよ!」
「わあ…!ありがとうございます!」
同じダンスをやってる人間に、それも同性から認められるのは素直に嬉しい。颯ははにかみがちな笑顔で応える。
「颯くんにききたいんだけどさ…やっぱりみんなジャニーさんに喰われてるの?」
208 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 15:36:33.65 O
「えっ…!そ、そんなことないです!あれは都市伝説っぽいのデマっぽいです!俺も仲間もそんなことされた人いないし…!」
ウブな颯は顔を赤らめながら必死に否定する。
「じゃあさ…颯くんは童貞で処女なの?」
童貞も処女も同じ意味なのになんで二回も言うんだろ…
性知識に疎い颯は問いかけの意味を理解できないが、ぶしつけな質問に腹立たしさを感じ早々に立ち去ろうとした。
「あの、もう帰らないといけないんですみません…」
「待ってよ、答えられないなら確かめさせてもらうよ?」
…確かめるって何を?
そう思ってるうちに男に力任せに薄暗く細い路地に引きずりこまれた。
男は背後から颯を左腕で抱え込み右手で身体を撫で回してくる。
辺りは人通りもなく助けてくれそうな人は誰もいない。
「ああ、颯くんの引き締まったケツ…たまんねえ…」
えっ…こういう人ってれいあくんや神宮寺くんを好きなんじゃないの…!?
想定外の出来事に一瞬頭が真っ白になったが、身体中を撫で回される気色悪さでやっと状況を把握する。
とはいえ、こういう出来事に初めて遭遇する颯は恐怖と恥ずかしさで今にも腰が抜けてしまいそうなほど震えていた。
「やだ…っ…やめてください…!」
必死にもがきながら発する言葉も怯えているため力が入らない。その様子が更に男の劣情を駆り立てる。
「颯くんはキャラじゃなくて本当にウブで可愛いんだね…あー興奮してきた…」
そう言いながら息を荒げ膨張したものをさかりのついた犬のように颯にこすりつけながらTシャツに手を潜り込ませ腹筋や乳首を直にまさぐりだす。あまりの気色悪さに涙ぐみそうになる。
「颯くん、お兄ちゃんとチューしよう」
今度は力ずくで前を向かせようとしながら顎を掴んで唇を奪おうとする。
こんな変態に、こんな薄暗い路地裏でファーストキスを奪われるなんて絶対いやだ…!
颯は恐怖を振り払うように必死で抵抗する。
「いやだ…離して…離せっ…!誰か…!」
そこにききなじみのある声が響く。
「颯…!!大丈夫か…!!?」
岸くん…助けにきてくれたの?
「あんた…颯に何してんだよ!離れろよ!」
普段の岸からは想像もつかないほど声を荒げて男につかみかかり颯から引き離す。
「ちくしょう!いいところだったのに邪魔しやがって!このフナムシ野郎!」
男はそう毒づき岸の腹に強烈な蹴りを見舞って逃げ出した。
ウブな颯は顔を赤らめながら必死に否定する。
「じゃあさ…颯くんは童貞で処女なの?」
童貞も処女も同じ意味なのになんで二回も言うんだろ…
性知識に疎い颯は問いかけの意味を理解できないが、ぶしつけな質問に腹立たしさを感じ早々に立ち去ろうとした。
「あの、もう帰らないといけないんですみません…」
「待ってよ、答えられないなら確かめさせてもらうよ?」
…確かめるって何を?
そう思ってるうちに男に力任せに薄暗く細い路地に引きずりこまれた。
男は背後から颯を左腕で抱え込み右手で身体を撫で回してくる。
辺りは人通りもなく助けてくれそうな人は誰もいない。
「ああ、颯くんの引き締まったケツ…たまんねえ…」
えっ…こういう人ってれいあくんや神宮寺くんを好きなんじゃないの…!?
想定外の出来事に一瞬頭が真っ白になったが、身体中を撫で回される気色悪さでやっと状況を把握する。
とはいえ、こういう出来事に初めて遭遇する颯は恐怖と恥ずかしさで今にも腰が抜けてしまいそうなほど震えていた。
「やだ…っ…やめてください…!」
必死にもがきながら発する言葉も怯えているため力が入らない。その様子が更に男の劣情を駆り立てる。
「颯くんはキャラじゃなくて本当にウブで可愛いんだね…あー興奮してきた…」
そう言いながら息を荒げ膨張したものをさかりのついた犬のように颯にこすりつけながらTシャツに手を潜り込ませ腹筋や乳首を直にまさぐりだす。あまりの気色悪さに涙ぐみそうになる。
「颯くん、お兄ちゃんとチューしよう」
今度は力ずくで前を向かせようとしながら顎を掴んで唇を奪おうとする。
こんな変態に、こんな薄暗い路地裏でファーストキスを奪われるなんて絶対いやだ…!
颯は恐怖を振り払うように必死で抵抗する。
「いやだ…離して…離せっ…!誰か…!」
そこにききなじみのある声が響く。
「颯…!!大丈夫か…!!?」
岸くん…助けにきてくれたの?
「あんた…颯に何してんだよ!離れろよ!」
普段の岸からは想像もつかないほど声を荒げて男につかみかかり颯から引き離す。
「ちくしょう!いいところだったのに邪魔しやがって!このフナムシ野郎!」
男はそう毒づき岸の腹に強烈な蹴りを見舞って逃げ出した。
209 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 16:02:29.66 O
腹をおさえうずくまる岸に駆け寄る颯。
「岸くん、大丈夫!?…ごめん、俺のために…!」
「俺はいいんだよ…それより颯…怪我とかない?怖かっただろ…?もう大丈夫だから…」
恐怖と恥辱から解放された安堵感と、痛みに息が上がりながらも自分を気遣い笑ってみせる岸に胸を打たれ颯はこらえていた涙を流す。
「岸くん…ありがとう…」
「いいんだよ…部屋に戻ろう」
「いや〜颯はいつも必要なもの買ったらすぐ戻ってくるのに珍しく遅いから心配になって見に行ったんだ。颯も人気でできたしまたああいう奴に狙われるかもしれないから、これからは一緒にコンビニ行こうな?」
岸に言われうなずくときも、ホテルに戻りエレベーターに乗る間も、颯は沈み込んでいた。先ほどのおぞましい事件のせいもあるが、それによって複雑な気持ちが颯の中で渦巻いていた。
やっぱり…好きでもない男に言い寄られたら気持ち悪いよな…。
俺はさっきの変態みたいに岸くんをいやらしい目でみたことなんてない。もっと純粋に、岸くんの人柄に惹かれている。
でも、俺の気持ちを知った岸くんは果たしてそう思ってくれるだろうか…?
先ほどの変態に感じた生理的な嫌悪感を岸くんも自分に対して抱くかもしれない。
岸くんにそんなふうに思われて嫌われたら…俺もう生きていられない…!
そんな想いを頭の中で回転させているうちに、不意に涙が零れ落ちてきた。
泣いちゃだめだ、岸くんを困らせちゃう…そう思えば思うほど涙がこみ上げてくる。
「颯…よっぽど怖かったんだな…かわいそうに…」
岸が優しく颯の背中をさする。いつもなら嬉しいその優しさが、今は颯の胸を苦しく締め付ける。
今より好きになったら、さっきの変態みたいに欲求を抑えられなくなったりするのだろうか…?
岸を想うあまり、岸を困らせたり傷つけるのがどんどん怖くなってくる。
エレベーターが岸と颯の部屋がある階に着き扉が開く。
そこには鬼ヤクザと評判の振り付け師がいた。
「岸くん、大丈夫!?…ごめん、俺のために…!」
「俺はいいんだよ…それより颯…怪我とかない?怖かっただろ…?もう大丈夫だから…」
恐怖と恥辱から解放された安堵感と、痛みに息が上がりながらも自分を気遣い笑ってみせる岸に胸を打たれ颯はこらえていた涙を流す。
「岸くん…ありがとう…」
「いいんだよ…部屋に戻ろう」
「いや〜颯はいつも必要なもの買ったらすぐ戻ってくるのに珍しく遅いから心配になって見に行ったんだ。颯も人気でできたしまたああいう奴に狙われるかもしれないから、これからは一緒にコンビニ行こうな?」
岸に言われうなずくときも、ホテルに戻りエレベーターに乗る間も、颯は沈み込んでいた。先ほどのおぞましい事件のせいもあるが、それによって複雑な気持ちが颯の中で渦巻いていた。
やっぱり…好きでもない男に言い寄られたら気持ち悪いよな…。
俺はさっきの変態みたいに岸くんをいやらしい目でみたことなんてない。もっと純粋に、岸くんの人柄に惹かれている。
でも、俺の気持ちを知った岸くんは果たしてそう思ってくれるだろうか…?
先ほどの変態に感じた生理的な嫌悪感を岸くんも自分に対して抱くかもしれない。
岸くんにそんなふうに思われて嫌われたら…俺もう生きていられない…!
そんな想いを頭の中で回転させているうちに、不意に涙が零れ落ちてきた。
泣いちゃだめだ、岸くんを困らせちゃう…そう思えば思うほど涙がこみ上げてくる。
「颯…よっぽど怖かったんだな…かわいそうに…」
岸が優しく颯の背中をさする。いつもなら嬉しいその優しさが、今は颯の胸を苦しく締め付ける。
今より好きになったら、さっきの変態みたいに欲求を抑えられなくなったりするのだろうか…?
岸を想うあまり、岸を困らせたり傷つけるのがどんどん怖くなってくる。
エレベーターが岸と颯の部屋がある階に着き扉が開く。
そこには鬼ヤクザと評判の振り付け師がいた。
213 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 17:18:30.78 O
確かに岸くんが両手でメロンパンをワシワシ食べてたらかわいわ
215 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 17:32:25.20 I
岸くんは学校の売店で焼きそばパン買ったのに、焼きそばが
入ってないミラクルを起こして欲しい
入ってないミラクルを起こして欲しい
220 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 19:26:10.56 0
うん、確かに岸くんに似合うのはオシャレじゃないパンだなw
221 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 19:32:18.09 O
クソッ何だこの続きが気になる感じ!
そしてさりげなく変態扱いされるれあたんじんたんヲタだが正しいので言い返せない
そしてさりげなく変態扱いされるれあたんじんたんヲタだが正しいので言い返せない
222 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 20:05:24.11 0
これから颯くんがコンビニ行くときは岸くんがついてきてくれる
いいなあ
頼りがいあるじゃないか
いいなあ
頼りがいあるじゃないか
223 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 20:09:54.46 O
岸くんのために買う飲み物で悩む颯が恋する乙女すぎて泣ける
224 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 20:48:46.80 O
書いてる途中で野暮用入った拍子にデータ飛んだ…orzでもくじけず書くぜ!長くなりそうだから時間あるときにでも…
小さな恋のメロディの続き
「ゴルァ岸!俺の可愛い颯を何泣かせてんだゴルァ!」
鬼ヤクザ先生に怒鳴りつけられ先ほど颯を守った勇敢な岸くんはすっかりなりを潜め、涙目で胸ぐらを掴まれ宙吊りになっている。
「ち、違うんです!俺さっき変態に襲われて…」
「ななな…なんだってえええ!ゴルァ岸!俺のピュアでスイートな颯を危険に晒しやがってゴルァ!」
「ち、違うんです!岸くんは必死で俺を助けてくれたんです!だから岸くんを叱らないで誉めてあげてください…!
岸くんが助けてくれなかったら、今ごろ、俺…」
瞳を潤ませ鬼ヤクザ先生の目をまっすぐ見つめ必死に訴えかける颯。自分を助けてくれたのに大好きな岸くんが怒鳴りつけられるのは辛い…。
「よっしゃあああ!この世の至高の宝石といっても過言ではない颯の純潔をよくぞ守ったぞ岸!
お前はただのフナムシ野郎じゃないな!できるフナムシ野郎じゃねえかこんちくしょー!」ガスッ!ガスッ!
「そうなんです!岸くんはできる人なんです!さっきの岸くんめちゃくちゃかっこよくてフナムシじゃなくてヒーローみたいでした…!」
「やるじゃねえか岸ゴルァ!俺がその場に居合わせて颯を助けて王子様になりたかったぜ!羨ましくって目から汗かくわこんちくしょー!」ガスッ!ガスッ!バキッ!バキッ!
先生…なぜ言葉を発するたびにスキンシップのふりして俺のレバーにパンチ浴びせるんすか…。
誉められてるはずなのになんか色々おかしいし…。
宙吊りの岸くんのTシャツはすっかり伸びきってダルンダルンだ。
「本来なら俺が24時間365日つきっきりで颯を守りたいが立場上そうもいかねえんだバカヤロー!」メキッ!メキッ!
「今後颯を危険な目に遭わせたら手足千切って東京湾の魚の餌にすっぞゴルァ!
いや、生きたまま吊して都会の荒んだカラスについばませてやるぞゴルァ!」メリッ!ベキッ!
小さな恋のメロディの続き
「ゴルァ岸!俺の可愛い颯を何泣かせてんだゴルァ!」
鬼ヤクザ先生に怒鳴りつけられ先ほど颯を守った勇敢な岸くんはすっかりなりを潜め、涙目で胸ぐらを掴まれ宙吊りになっている。
「ち、違うんです!俺さっき変態に襲われて…」
「ななな…なんだってえええ!ゴルァ岸!俺のピュアでスイートな颯を危険に晒しやがってゴルァ!」
「ち、違うんです!岸くんは必死で俺を助けてくれたんです!だから岸くんを叱らないで誉めてあげてください…!
岸くんが助けてくれなかったら、今ごろ、俺…」
瞳を潤ませ鬼ヤクザ先生の目をまっすぐ見つめ必死に訴えかける颯。自分を助けてくれたのに大好きな岸くんが怒鳴りつけられるのは辛い…。
「よっしゃあああ!この世の至高の宝石といっても過言ではない颯の純潔をよくぞ守ったぞ岸!
お前はただのフナムシ野郎じゃないな!できるフナムシ野郎じゃねえかこんちくしょー!」ガスッ!ガスッ!
「そうなんです!岸くんはできる人なんです!さっきの岸くんめちゃくちゃかっこよくてフナムシじゃなくてヒーローみたいでした…!」
「やるじゃねえか岸ゴルァ!俺がその場に居合わせて颯を助けて王子様になりたかったぜ!羨ましくって目から汗かくわこんちくしょー!」ガスッ!ガスッ!バキッ!バキッ!
先生…なぜ言葉を発するたびにスキンシップのふりして俺のレバーにパンチ浴びせるんすか…。
誉められてるはずなのになんか色々おかしいし…。
宙吊りの岸くんのTシャツはすっかり伸びきってダルンダルンだ。
「本来なら俺が24時間365日つきっきりで颯を守りたいが立場上そうもいかねえんだバカヤロー!」メキッ!メキッ!
「今後颯を危険な目に遭わせたら手足千切って東京湾の魚の餌にすっぞゴルァ!
いや、生きたまま吊して都会の荒んだカラスについばませてやるぞゴルァ!」メリッ!ベキッ!
225 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 20:53:35.94 O
誉めてるのか貶してるのかよくわからない言葉とレバーブローの連打を浴びせ鬼ヤクザは去った。
「やっぱり先生は岸くんに期待してるから特別厳しくあたるんんだね〜すごいや!俺にはまだ入所1年だから優しくしてくれてるけど…。
にしても岸くんに対してちょっとツンデレすぎるよね〜こういうときぐらいもっとちゃんと誉めてあげてもいいのに…
あれっ、おなかおさえてうずくまってるけど大丈夫!?さっき蹴られたところ痛むの!?」
鈍感でお馴染みの岸にもレバーブローの理由はわかった。
颯…鬼ヤクザ先生から振り付け師の理性とプライドを取り払ったらさっきの変態より危険でヤバいぞ…!
これからは颯と鬼ヤクザ先生を二人きりにしないよう注意を払わねば…数本肋骨が折れた予感を滲ませながら岸くんは決意をしながら颯と二人部屋に戻った。
「やっぱり先生は岸くんに期待してるから特別厳しくあたるんんだね〜すごいや!俺にはまだ入所1年だから優しくしてくれてるけど…。
にしても岸くんに対してちょっとツンデレすぎるよね〜こういうときぐらいもっとちゃんと誉めてあげてもいいのに…
あれっ、おなかおさえてうずくまってるけど大丈夫!?さっき蹴られたところ痛むの!?」
鈍感でお馴染みの岸にもレバーブローの理由はわかった。
颯…鬼ヤクザ先生から振り付け師の理性とプライドを取り払ったらさっきの変態より危険でヤバいぞ…!
これからは颯と鬼ヤクザ先生を二人きりにしないよう注意を払わねば…数本肋骨が折れた予感を滲ませながら岸くんは決意をしながら颯と二人部屋に戻った。
227 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 21:32:10.21 O
部屋に戻ってすぐ颯はシャワーを浴びた。先ほどの変態のおぞましい感触を振り払うため全身をくまなく洗い流す。
このお湯と一緒に岸くんへの気持ちも洗い流せたら楽なのにな…。
こないだのJJLで岸くんは「女の子に告白されたい」って切実に語っていた。その時点でもうこの恋の答えなんて出ているのに…。俺なんかに告白されたって喜ぶわけがない。
鏡に写る自分の姿が目に入る。しなやかな筋肉のついた均整の取れたダンスに特化した身体がたまに恨めしい。
せめてれいあくんみたいに色白で女の子みたいな身体つきだったらまだ可能性は残されてるのに…。
顔だって岸くんより老け顔って言われるし…でも法令線が岸くんとお揃いみたいで嬉しかったりもする。
決めた。岸くんを嫌いになろう。
そう思ってもこれだけ好きなのにすぐ嫌いになれるはずもない。少しずつ自己暗示をかけていこう。
岸くんはフナムシでダンゴムシでゾウリムシでゴキブリで生ゴミで産廃廃棄物でタバコの吸い殻で下着ドロボーで露出狂でド変態で…
少しでも岸くんを汚らわしく思えるようになるよう自分に言い聞かせる。
嫌いになるとまではいかなくても、せめて普通の仲間と思えるようにさえなればこんなに悩むこともない…岸くんを悩ませたり困らせることも…。
シャワーを終え岸と交代し、岸がシャワーを浴びてる間もずっと自分に言い聞かせ続けた。
このお湯と一緒に岸くんへの気持ちも洗い流せたら楽なのにな…。
こないだのJJLで岸くんは「女の子に告白されたい」って切実に語っていた。その時点でもうこの恋の答えなんて出ているのに…。俺なんかに告白されたって喜ぶわけがない。
鏡に写る自分の姿が目に入る。しなやかな筋肉のついた均整の取れたダンスに特化した身体がたまに恨めしい。
せめてれいあくんみたいに色白で女の子みたいな身体つきだったらまだ可能性は残されてるのに…。
顔だって岸くんより老け顔って言われるし…でも法令線が岸くんとお揃いみたいで嬉しかったりもする。
決めた。岸くんを嫌いになろう。
そう思ってもこれだけ好きなのにすぐ嫌いになれるはずもない。少しずつ自己暗示をかけていこう。
岸くんはフナムシでダンゴムシでゾウリムシでゴキブリで生ゴミで産廃廃棄物でタバコの吸い殻で下着ドロボーで露出狂でド変態で…
少しでも岸くんを汚らわしく思えるようになるよう自分に言い聞かせる。
嫌いになるとまではいかなくても、せめて普通の仲間と思えるようにさえなればこんなに悩むこともない…岸くんを悩ませたり困らせることも…。
シャワーを終え岸と交代し、岸がシャワーを浴びてる間もずっと自分に言い聞かせ続けた。
228 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 21:43:06.84 0
そうかあのJJLでの岸くんの告白されたい発言は颯くんを余計悩ませたのねww
229 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 21:54:52.81 0
確かにあの発言のときの岸くんはブサイクすぎた
だからこそ余計に切実に見えたよなw
だからこそ余計に切実に見えたよなw
231 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 21:59:20.66 O
そんな颯の気持ちはつゆ知らず、下半身にタオルを巻いた岸がシャワーから出てくる。
「ぷはぁ〜さっぱりしたぁ!やっぱり風呂はいいね!」
颯が落ち込んでるのを見越していつもより明るく振る舞う岸。
岸くんは本当に間が悪い。絶望的に間が悪い。
そんなふうに優しくされたら嫌いになれないじゃんか…。
そのうえあんなことがあったあとなのになんで裸で出てくるんだよ…。
そう思いながらも岸の普段の不憫キャラからは想像もつかないほどバキバキで筋肉質な身体に視線が向いてしまう。
岸くんのかっこいいダンスはこの身体から生まれるんだな…。
やっぱり岸くんかっこいいや…。
一瞬見とれてしまったがすぐ視線を外しまた頭の中で岸への罵詈雑言を並べたてる。
岸くんは女装癖があってピンヒールを履くのもピンヒールで踏まれるのも盗んだ下着を頭からかぶるのもスカ○ロも大好きで動物虐待が生き甲斐の最低野郎で…
「あ、そうだ。颯、これ。」
必死で自己暗示をかけているなどとはまるで気づかず、岸が小さな袋を渡してくる。
「何、これ…?」
中から出てきたのは御守り。
「入所一周年おめでとう!
メロンパン以外に何が好きかまだよく知らないし、食べ物より何か残るもののほうがいいかと思ってさ。
颯には俺のしゃかりきダンスにつきあわせちゃってるし、ヘッドスピンとかアクロバティックな技も多いからいつも怪我しないか心配なんだ…。」
「岸くん…!」
岸くんは本当に間が悪い。絶望的に悪い。
何のために必死で自己暗示かけてると思ってるんだよ…全部無駄じゃないか…!
今日だけで何回惚れ直させるんだよ…!
どんなに自己暗示かけたところで嫌いになれるわけなんてなかったんだ。
その程度の気持ちだったらこんなに悩んだりしない。
改めて自分がどれだけ岸を想っているか強く悟ったころには、自分の意識のないうちに岸の胸に飛びついていた。
飛びついた拍子に二人ともベッドに倒れ込む。
「ぷはぁ〜さっぱりしたぁ!やっぱり風呂はいいね!」
颯が落ち込んでるのを見越していつもより明るく振る舞う岸。
岸くんは本当に間が悪い。絶望的に間が悪い。
そんなふうに優しくされたら嫌いになれないじゃんか…。
そのうえあんなことがあったあとなのになんで裸で出てくるんだよ…。
そう思いながらも岸の普段の不憫キャラからは想像もつかないほどバキバキで筋肉質な身体に視線が向いてしまう。
岸くんのかっこいいダンスはこの身体から生まれるんだな…。
やっぱり岸くんかっこいいや…。
一瞬見とれてしまったがすぐ視線を外しまた頭の中で岸への罵詈雑言を並べたてる。
岸くんは女装癖があってピンヒールを履くのもピンヒールで踏まれるのも盗んだ下着を頭からかぶるのもスカ○ロも大好きで動物虐待が生き甲斐の最低野郎で…
「あ、そうだ。颯、これ。」
必死で自己暗示をかけているなどとはまるで気づかず、岸が小さな袋を渡してくる。
「何、これ…?」
中から出てきたのは御守り。
「入所一周年おめでとう!
メロンパン以外に何が好きかまだよく知らないし、食べ物より何か残るもののほうがいいかと思ってさ。
颯には俺のしゃかりきダンスにつきあわせちゃってるし、ヘッドスピンとかアクロバティックな技も多いからいつも怪我しないか心配なんだ…。」
「岸くん…!」
岸くんは本当に間が悪い。絶望的に悪い。
何のために必死で自己暗示かけてると思ってるんだよ…全部無駄じゃないか…!
今日だけで何回惚れ直させるんだよ…!
どんなに自己暗示かけたところで嫌いになれるわけなんてなかったんだ。
その程度の気持ちだったらこんなに悩んだりしない。
改めて自分がどれだけ岸を想っているか強く悟ったころには、自分の意識のないうちに岸の胸に飛びついていた。
飛びついた拍子に二人ともベッドに倒れ込む。
239 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 22:50:31.30 0
ホテルだし邪魔は入らないな
後は岸くんの気持ち次第だよ
後は岸くんの気持ち次第だよ
240 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 23:01:43.59 O
ベッドの上に濡れた髪に裸の岸を押し倒すような体勢になり颯は慌てふためいた。
「うわっ、岸くん、ご、ごめん…!俺、嬉しくって、つい…!」
「もう〜何あたふたしてるんだよ!いつも羽生田や岩橋とイチャイチャしてるじゃん!」
そりゃあ羽生田も岩橋も仲良しだし大好きだからよくじゃれあって遊んでるけど、岸くんとは大好きの種類が…!
「そ、そうだけど、なんか、俺、さっきの変態みたいじゃない…?いきなり抱きつかれて、気持ち悪くない…?」
…岸くん、裸になると肌めちゃくちゃ白くてきれいだ…!どうしよう、ドキドキが止まらなくなってきた…!
まさかの展開に心臓が飛び出しそうなほど激しく脈打つのが自分でもわかる。早くどかないと嫌われちゃうよ…!
でも鼓動が激しくなりすぎて身体が動かないし呼吸もままならない。
どうしよう、どうしよう、どうしよう…!そんな颯の戸惑いを知ってか知らずか岸が言う。
「バカだな〜颯があんな変態みたいなわけないだろ!
俺はさ、颯にはもっと甘えたり頼ってほしいんだよ?颯は辛いことあっても無理して一人で我慢しちゃうからさ…。
せっかくシンメなんだし、俺には遠慮しないでなんでも話してほしいな。
といっても、家でも妹に甘えられるどころか騙されて塩水飲まされたりするけどさ…」
すごくかっこいいことを言ったはずなのに締めが自虐的でいまいち決まらないが、そこがなんとも岸らしい。
いつものように頬のしわをくっきり浮かび上がらせて笑う岸に心底癒される。
「ありがとう岸くん…。岸くんも、辛いことあったら、俺になんでも話してね…」
「颯、また泣いてるの…?怖かった気持ちもなくなってすっきりするから、いっぱい泣いていいんだぞ…?な…?」
心配そうに颯の顔を覗き込みながらとびきり大きな手で颯の頭を撫でながら岸が言う。
「こ、これは…さっき怖かったからじゃなくて、幸せっぽいの最高潮の、岸くんの優しさに感動と感謝っぽいの嬉し涙だよ…」
これは神様のおかげだ…!
さっきめちゃくちゃ怖い目に遭ったから神様がそのぶん幸せくれたんだ…!
「うわっ、岸くん、ご、ごめん…!俺、嬉しくって、つい…!」
「もう〜何あたふたしてるんだよ!いつも羽生田や岩橋とイチャイチャしてるじゃん!」
そりゃあ羽生田も岩橋も仲良しだし大好きだからよくじゃれあって遊んでるけど、岸くんとは大好きの種類が…!
「そ、そうだけど、なんか、俺、さっきの変態みたいじゃない…?いきなり抱きつかれて、気持ち悪くない…?」
…岸くん、裸になると肌めちゃくちゃ白くてきれいだ…!どうしよう、ドキドキが止まらなくなってきた…!
まさかの展開に心臓が飛び出しそうなほど激しく脈打つのが自分でもわかる。早くどかないと嫌われちゃうよ…!
でも鼓動が激しくなりすぎて身体が動かないし呼吸もままならない。
どうしよう、どうしよう、どうしよう…!そんな颯の戸惑いを知ってか知らずか岸が言う。
「バカだな〜颯があんな変態みたいなわけないだろ!
俺はさ、颯にはもっと甘えたり頼ってほしいんだよ?颯は辛いことあっても無理して一人で我慢しちゃうからさ…。
せっかくシンメなんだし、俺には遠慮しないでなんでも話してほしいな。
といっても、家でも妹に甘えられるどころか騙されて塩水飲まされたりするけどさ…」
すごくかっこいいことを言ったはずなのに締めが自虐的でいまいち決まらないが、そこがなんとも岸らしい。
いつものように頬のしわをくっきり浮かび上がらせて笑う岸に心底癒される。
「ありがとう岸くん…。岸くんも、辛いことあったら、俺になんでも話してね…」
「颯、また泣いてるの…?怖かった気持ちもなくなってすっきりするから、いっぱい泣いていいんだぞ…?な…?」
心配そうに颯の顔を覗き込みながらとびきり大きな手で颯の頭を撫でながら岸が言う。
「こ、これは…さっき怖かったからじゃなくて、幸せっぽいの最高潮の、岸くんの優しさに感動と感謝っぽいの嬉し涙だよ…」
これは神様のおかげだ…!
さっきめちゃくちゃ怖い目に遭ったから神様がそのぶん幸せくれたんだ…!
241 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 23:06:59.80 0
気になりすぎて頭痛が絶えない
岸くん不憫すぎるけどやっぱり良い奴だ
岸くん不憫すぎるけどやっぱり良い奴だ
242 :ユーは名無しネ2012/03/23(金) 23:18:51.80 O
「そういや俺まだスッポンポンじゃん!俺こそ変態みたいじゃんか!」
眩しい裸体に颯が散々ドキドキさせられてるというのに、岸は呑気に笑う。
「き、岸くんこそあんな変態みたいなわけないじゃん!
岸くんはなんかいつも報われないし汗だくだしへなちょこだし間が悪いし忘れっぽいしおっちょこちょいだけど、でも、とびきり仲間思いで優しくて一生懸命でプロ意識すごくてダンス上手くて面白くて真剣な表情とかめちゃくちゃかっこよくて、俺、岸くんのそういうところが…!」
岸くんのそういうところが、めちゃくちゃ好きだ。大好きだ。
その一言をうっかり漏らしそうになるも必死で呑み込む。
「岸くんのそういうところ…すごくいいなぁって、思うよ…」
「ありがとう、颯…」
颯には岸のその一言が聞けるだけで満足だった。
怖いことも幸せなことも同時多発的に起きた目まぐるしい一日の終わりに、右頬に岸くんの体温を感じる。岸くんの鼓動が聞こえる。それだけで…。
やがて颯がスースーと安らかな寝息を立て、岸はホッとする。
大人びた風貌だが他のJrの誰よりもウブで純情な颯が本当に心配だ。あんな目に遭ってショックを引きずらないといいが…。
しかし、すっかり服着るタイミングを失った。これで颯が女の子だったら完全に情事のあとに胸枕する恋人同士じゃないか、ははっ…。
「…岸くん…」
「ん?どうした颯?」
至って呑気な岸の耳に心臓を突き破るような言葉が飛び込んでくる。
「岸くん…好きだ…」
眩しい裸体に颯が散々ドキドキさせられてるというのに、岸は呑気に笑う。
「き、岸くんこそあんな変態みたいなわけないじゃん!
岸くんはなんかいつも報われないし汗だくだしへなちょこだし間が悪いし忘れっぽいしおっちょこちょいだけど、でも、とびきり仲間思いで優しくて一生懸命でプロ意識すごくてダンス上手くて面白くて真剣な表情とかめちゃくちゃかっこよくて、俺、岸くんのそういうところが…!」
岸くんのそういうところが、めちゃくちゃ好きだ。大好きだ。
その一言をうっかり漏らしそうになるも必死で呑み込む。
「岸くんのそういうところ…すごくいいなぁって、思うよ…」
「ありがとう、颯…」
颯には岸のその一言が聞けるだけで満足だった。
怖いことも幸せなことも同時多発的に起きた目まぐるしい一日の終わりに、右頬に岸くんの体温を感じる。岸くんの鼓動が聞こえる。それだけで…。
やがて颯がスースーと安らかな寝息を立て、岸はホッとする。
大人びた風貌だが他のJrの誰よりもウブで純情な颯が本当に心配だ。あんな目に遭ってショックを引きずらないといいが…。
しかし、すっかり服着るタイミングを失った。これで颯が女の子だったら完全に情事のあとに胸枕する恋人同士じゃないか、ははっ…。
「…岸くん…」
「ん?どうした颯?」
至って呑気な岸の耳に心臓を突き破るような言葉が飛び込んでくる。
「岸くん…好きだ…」
249 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 00:31:43.36 O
…えっ……えっ?
颯、今なんて言った…?
えっ、ちょっ、まさか、そんな…!
戸惑う岸にまた颯は少年らしい澄んだ声を吐息混じりの甘い声にして囁く。
「岸くん…好きだ…だぁい好きだ…」
そ、そんな…颯…!そりゃあ俺こないだJJLで告白されたいってアピールしたけど、まさか、いきなり…!
「んんっ…岸くぅん…ムニャムニャ…」
…ん?ムニャムニャ…?
なんだ寝言か…あ〜びっくりした…そうだよな、俺がそんなにモテるわきゃないよ。コツコツやってきたおかげで最近やっとファンは増えたものの、実生活ではフナムシ扱いのこの俺が…。きっと俺と一緒にだぁい好きなメロンパン食べる夢でもみてるんだろう。
と思っていたら
「岸くん…んんっ…岸くぅん…」岸の露わになった胸に颯の吐息がかかる。今まで味わったことのない感覚に岸は激しく動揺する。
颯…そんなに俺の名前呼んで…一体どんな夢を…?
…まさか…いやそんなまさか……本当に、俺のことを…?
「岸くん…好きだよぉ…岸…くん…」
そう呟く颯の左の目頭から岸の胸へと一粒の涙が零れ落ちる。颯の左頬に右手を添え、人より長い親指でその涙を優しく拭う。
不意に颯の顔が岸の顔に向け傾く。
そういや、ずっとシンメでやってきたけどこんな至近距離でまじまじと颯の顔見るの初めてだな…。
切れ長の目に長い睫毛。
すっとまっすぐ通った鼻筋。
チャームポイントと言われる左頬のほくろが妙に色っぽい。
口元もキリッと引き締まっているが唇の真ん中あたりはほのかにプックリと突き出ていて、まるでキスをねだっているかのようで…。
…いやいやいや!落ち着け俺…!颯にこんな気持ちになるなんてどうかしてる…!
岸の心臓がおかしな脈の打ち方をし始める。
だがそれは、以前寝ぼけた中村に抱きつかれ欲情したときとはまるで違う。
むしろそれは、欲情することを罪深く感じさせながらも愛くるしさがこみ上げてくるような、ある意味中村のときより深刻かつ厄介な感情のような…。
…そういや俺、颯が襲われてるのをみたとき、なんであんなに怒りがこみ上げてきたんだろう…?
大事な仲間が傷つけられようとしてるからだとばかり思っていたが、それだけでは説明がつかないほど身体中の血液が頭に昇っていくのを感じた。そのあとは自分でもびっくりするほどの勢いで声を荒げながらあの変態につかみかかっていた。
どうしよう、俺…!
なんでもっと早く気づかなかったんだろう…!
颯、今なんて言った…?
えっ、ちょっ、まさか、そんな…!
戸惑う岸にまた颯は少年らしい澄んだ声を吐息混じりの甘い声にして囁く。
「岸くん…好きだ…だぁい好きだ…」
そ、そんな…颯…!そりゃあ俺こないだJJLで告白されたいってアピールしたけど、まさか、いきなり…!
「んんっ…岸くぅん…ムニャムニャ…」
…ん?ムニャムニャ…?
なんだ寝言か…あ〜びっくりした…そうだよな、俺がそんなにモテるわきゃないよ。コツコツやってきたおかげで最近やっとファンは増えたものの、実生活ではフナムシ扱いのこの俺が…。きっと俺と一緒にだぁい好きなメロンパン食べる夢でもみてるんだろう。
と思っていたら
「岸くん…んんっ…岸くぅん…」岸の露わになった胸に颯の吐息がかかる。今まで味わったことのない感覚に岸は激しく動揺する。
颯…そんなに俺の名前呼んで…一体どんな夢を…?
…まさか…いやそんなまさか……本当に、俺のことを…?
「岸くん…好きだよぉ…岸…くん…」
そう呟く颯の左の目頭から岸の胸へと一粒の涙が零れ落ちる。颯の左頬に右手を添え、人より長い親指でその涙を優しく拭う。
不意に颯の顔が岸の顔に向け傾く。
そういや、ずっとシンメでやってきたけどこんな至近距離でまじまじと颯の顔見るの初めてだな…。
切れ長の目に長い睫毛。
すっとまっすぐ通った鼻筋。
チャームポイントと言われる左頬のほくろが妙に色っぽい。
口元もキリッと引き締まっているが唇の真ん中あたりはほのかにプックリと突き出ていて、まるでキスをねだっているかのようで…。
…いやいやいや!落ち着け俺…!颯にこんな気持ちになるなんてどうかしてる…!
岸の心臓がおかしな脈の打ち方をし始める。
だがそれは、以前寝ぼけた中村に抱きつかれ欲情したときとはまるで違う。
むしろそれは、欲情することを罪深く感じさせながらも愛くるしさがこみ上げてくるような、ある意味中村のときより深刻かつ厄介な感情のような…。
…そういや俺、颯が襲われてるのをみたとき、なんであんなに怒りがこみ上げてきたんだろう…?
大事な仲間が傷つけられようとしてるからだとばかり思っていたが、それだけでは説明がつかないほど身体中の血液が頭に昇っていくのを感じた。そのあとは自分でもびっくりするほどの勢いで声を荒げながらあの変態につかみかかっていた。
どうしよう、俺…!
なんでもっと早く気づかなかったんだろう…!
253 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 00:51:57.91 O
岸くんは本当に鈍い。
人一倍周りに気を遣うくせにどうしようもなく鈍くて、人の気持ちに敏感なようでいて肝心なときにとんでもなく鈍い。
それは、人の気持ちだけではなく自分の気持ちにもだった…颯を通して今気づいた。
いつからだろう…。
いつの間に…。
俺、颯のことを…!
…いや待て俺。だから落ち着け俺。颯の気持ちも考えろ俺。
颯は今日ガチムチのゲイに犯されかけてさっきまで震えて泣いていたというのに、俺ときたら…!
身近な俺までこんな気持ちを抱いているなんて知ったら、きっと純朴な颯は男性恐怖症になってジャニーズを辞めてしまうかもしれない…!いや、でも…!
さっきからの颯の甘い囁きが岸の心を掻き乱す。
「岸…くん…どうしよう…どうしよう…好きだよぉ…岸くん…」
また涙をこぼしながら颯が囁く。
それはまるで、岸の気持ちを代弁しているかのようで…。
気づいたら岸は強く颯を抱き寄せていた。まるで意識のないうちに、あまりにごく自然に抱き寄せていて、そんな自分にハッとして息を呑んだ。
自分の胸から、腕から、身体中から伝わってくる颯の体温…。
中村のときみたいにドキドキするのに、なんだか安らかな気持ちになる。
温かくて、無邪気な寝顔が可愛くて…。
零れ落ちた涙を、今度は親指ではなく優しく口づけて拭う。
この気持ちを颯に伝えていいものか岸は悩み始めていた。
あんなことがあったばかりだし…いやそれ以前に男同士だし…でも考えてみればガチムチのゲイの変質者のみならずあの鬼ヤクザ先生まで虜にしているんだ。俺がこうなるのも必然だったとしか…。
そう自分に言い聞かせながら、またギュッと颯を抱きしめる。
でも、今の颯にこれ以上の行為に及ぶのは躊躇われた。変質者の被害に遭ったばかりの颯を思いやる気持ちがそうさせるのもあるが、まずはお互いの気持ちを大切にしたい。
…いや、一番大切にしたいのは颯だ。
そう確信して岸は颯の左頬のほくろに優しく口づけて眠りについた。
人一倍周りに気を遣うくせにどうしようもなく鈍くて、人の気持ちに敏感なようでいて肝心なときにとんでもなく鈍い。
それは、人の気持ちだけではなく自分の気持ちにもだった…颯を通して今気づいた。
いつからだろう…。
いつの間に…。
俺、颯のことを…!
…いや待て俺。だから落ち着け俺。颯の気持ちも考えろ俺。
颯は今日ガチムチのゲイに犯されかけてさっきまで震えて泣いていたというのに、俺ときたら…!
身近な俺までこんな気持ちを抱いているなんて知ったら、きっと純朴な颯は男性恐怖症になってジャニーズを辞めてしまうかもしれない…!いや、でも…!
さっきからの颯の甘い囁きが岸の心を掻き乱す。
「岸…くん…どうしよう…どうしよう…好きだよぉ…岸くん…」
また涙をこぼしながら颯が囁く。
それはまるで、岸の気持ちを代弁しているかのようで…。
気づいたら岸は強く颯を抱き寄せていた。まるで意識のないうちに、あまりにごく自然に抱き寄せていて、そんな自分にハッとして息を呑んだ。
自分の胸から、腕から、身体中から伝わってくる颯の体温…。
中村のときみたいにドキドキするのに、なんだか安らかな気持ちになる。
温かくて、無邪気な寝顔が可愛くて…。
零れ落ちた涙を、今度は親指ではなく優しく口づけて拭う。
この気持ちを颯に伝えていいものか岸は悩み始めていた。
あんなことがあったばかりだし…いやそれ以前に男同士だし…でも考えてみればガチムチのゲイの変質者のみならずあの鬼ヤクザ先生まで虜にしているんだ。俺がこうなるのも必然だったとしか…。
そう自分に言い聞かせながら、またギュッと颯を抱きしめる。
でも、今の颯にこれ以上の行為に及ぶのは躊躇われた。変質者の被害に遭ったばかりの颯を思いやる気持ちがそうさせるのもあるが、まずはお互いの気持ちを大切にしたい。
…いや、一番大切にしたいのは颯だ。
そう確信して岸は颯の左頬のほくろに優しく口づけて眠りについた。
258 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 01:14:59.93 O
Epilogue
夢の中、颯は大好きな岸と一緒に大好きなメロンパンを食べていた。
甘いメロンパン。
甘い岸の笑顔。
甘い岸の抱擁。
温かくて、幸せな夢…。
夢占いだと、片想いの相手が出てくる夢はその想いが満たされないときにみる場合が多いらしい。
現実で満たされない想いを、夢の中で満たすという。
だが、目覚めてもなお夢で味わったその幸せな高揚感が続いていれば、その想いは叶うという。
朝が来て颯が目覚める。
目の前には岸の寝顔。
岸くん…。
一晩中ずっと胸を枕にしてくれてたんだ…。
一晩中ずっと俺の頭撫でてくれてたんだ…。
今まで以上の愛おしさがこみ上げて颯は岸に口づけた。
その口づけに岸は目覚める。
「お、おはよう、岸くん…。」
「お、おはよう、颯…。」
今までと同じようでまるで違う朝が来た。
「岸くん、昨日色々あって渡しそびれちゃったけど、メロンパンと飲み物買ってきたよ!」
「ほんと!?サンキュー!」
「岸くんメロンパン好きだっけ?」
「大好きだよ!一緒に食べよう!」
夢は朝日の中で現実になった。
End
夢の中、颯は大好きな岸と一緒に大好きなメロンパンを食べていた。
甘いメロンパン。
甘い岸の笑顔。
甘い岸の抱擁。
温かくて、幸せな夢…。
夢占いだと、片想いの相手が出てくる夢はその想いが満たされないときにみる場合が多いらしい。
現実で満たされない想いを、夢の中で満たすという。
だが、目覚めてもなお夢で味わったその幸せな高揚感が続いていれば、その想いは叶うという。
朝が来て颯が目覚める。
目の前には岸の寝顔。
岸くん…。
一晩中ずっと胸を枕にしてくれてたんだ…。
一晩中ずっと俺の頭撫でてくれてたんだ…。
今まで以上の愛おしさがこみ上げて颯は岸に口づけた。
その口づけに岸は目覚める。
「お、おはよう、岸くん…。」
「お、おはよう、颯…。」
今までと同じようでまるで違う朝が来た。
「岸くん、昨日色々あって渡しそびれちゃったけど、メロンパンと飲み物買ってきたよ!」
「ほんと!?サンキュー!」
「岸くんメロンパン好きだっけ?」
「大好きだよ!一緒に食べよう!」
夢は朝日の中で現実になった。
End
259 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 01:21:40.57 0
なんか泣けた。岸くん優しいな
うわああああああああああああああああああ
うわああああああああああああああああああ
260 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 01:27:31.60 0
やっと寝れます。おやすみなさい
今夜は神7の夢が見たいお
今夜は神7の夢が見たいお
261 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 01:27:55.63 0
かわいいかわいいかわいい
もうかわいいしかない2人の世界だな
もうかわいいしかない2人の世界だな
262 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 01:28:34.05 0
作者さんお疲れ様
見たいものを見せてくれてありがとう
見たいものを見せてくれてありがとう
263 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 01:45:36.95 O
何だろうハッピーエンドなのに切なくなるこの気持ち
おまえら幸せになれよ…
おまえら幸せになれよ…
265 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 01:55:21.50 0
一晩中枕になってあげる岸くんに愛を感じた
やっぱり岸颯は特別だお。おやすみなさい
やっぱり岸颯は特別だお。おやすみなさい
266 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 02:22:48.51 0
岸くんは世界一の幸せ者だよ
よかったね颯くんんんんんんん
よかったね颯くんんんんんんん
267 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 06:38:37.90 O
みなさん、かなり長くなったけどおつきあいいただき読んでいただきありがとう!
岸颯には本当に幸せになってほしい…!
早朝だというのになぜか親に録画していた懐メロ番組みせられる自分…
浅香唯のセシルを颯くんか岸くんにアイドル全開でカバーしてほしいと思った
サビの歌詞が今回書いた話にぴったりで甘酸っぱいやら切ないやら…
岸くんはギャランドゥを歌いながら汗だくしゃかりき多動ダンスで
岸颯には本当に幸せになってほしい…!
早朝だというのになぜか親に録画していた懐メロ番組みせられる自分…
浅香唯のセシルを颯くんか岸くんにアイドル全開でカバーしてほしいと思った
サビの歌詞が今回書いた話にぴったりで甘酸っぱいやら切ないやら…
岸くんはギャランドゥを歌いながら汗だくしゃかりき多動ダンスで
268 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 06:43:26.29 O
ちなみにそのサビの歌詞
恋は楽しい時より 悲しい時に
そっと始まった方が 長く続くね
きっと誰でも一人は 味方がいるの
いつも私がそれに なれればいいのに
人は大人になるたび 弱くなるよね
ふっと自信を失くして 迷ってしまう
だから友達以上の 愛を捜すの
今夜私がそれに なれればいいのに
恋は楽しい時より 悲しい時に
そっと始まった方が 長く続くね
きっと誰でも一人は 味方がいるの
いつも私がそれに なれればいいのに
人は大人になるたび 弱くなるよね
ふっと自信を失くして 迷ってしまう
だから友達以上の 愛を捜すの
今夜私がそれに なれればいいのに
269 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 07:14:14.77 0
神7楽屋劇場 番外編「ジャニーズ戦隊ゴネンジャー」
滝沢歌舞伎に絶賛出演中の井上瑞稀、橋本涼、羽場友紀、林蓮音の小学五年生隊はその出演時間の合間に楽屋でトランプ遊びに興じていた。
「なあ終わったらマック寄らね?腹へったし」
カードをくりながら橋本が言った。
「俺金持ってきてないから無理。おごってくれる?」
井上は家から持ってくる水筒と切符(回数券)以外荷物はない。買い食いなどしたこともない。そんなもの夢のまた夢だ。
「またそれ?いい加減さあ、200円くらいでいいから持ってきなよポテトぐらい買えるからさあ」
林が呆れながら言った。羽場もそれに乗る
「100円でいいじゃん。100円マックあるし。だいたい井上その水筒もやたら重そうだけどペットボトルにしなよ。」
「そう言われても俺ん家ペットボトルなんてないもん。あ、そうだ。じゃあさあ今からしちならべして一位の奴にみんなでおごるのどう?」
「おーいいね。てか井上一円も持ってないじゃん。ツケにするからね」
そんなこんなで、しちならべが始まる。
「井上最近倉本とよく一緒にいるけど仲いいの?」
橋本がカードを配りながら訊いた。
「うんまあ。あれで優しいとこもあるし向こうは同い年がグループにいないから寂しいんじゃないかな」
「えっ倉本って俺らと同じ小5?あんまり巨大だから俺中3くらいだと思ってた。あいついっつもなんか食ってんじゃん。会う度でかくなってる気するんだけど」
林が目を丸める。確かに倉本の中に林はすっぽりおさまりそうなくらい体格が違う。
「お前がちっこすぎるだけだろ。そういやあいつのいるグループ…なんだっけ?神7?ってさ、変な奴らばっかしだよな」
橋本がダイヤの7を出しながら言った。
滝沢歌舞伎に絶賛出演中の井上瑞稀、橋本涼、羽場友紀、林蓮音の小学五年生隊はその出演時間の合間に楽屋でトランプ遊びに興じていた。
「なあ終わったらマック寄らね?腹へったし」
カードをくりながら橋本が言った。
「俺金持ってきてないから無理。おごってくれる?」
井上は家から持ってくる水筒と切符(回数券)以外荷物はない。買い食いなどしたこともない。そんなもの夢のまた夢だ。
「またそれ?いい加減さあ、200円くらいでいいから持ってきなよポテトぐらい買えるからさあ」
林が呆れながら言った。羽場もそれに乗る
「100円でいいじゃん。100円マックあるし。だいたい井上その水筒もやたら重そうだけどペットボトルにしなよ。」
「そう言われても俺ん家ペットボトルなんてないもん。あ、そうだ。じゃあさあ今からしちならべして一位の奴にみんなでおごるのどう?」
「おーいいね。てか井上一円も持ってないじゃん。ツケにするからね」
そんなこんなで、しちならべが始まる。
「井上最近倉本とよく一緒にいるけど仲いいの?」
橋本がカードを配りながら訊いた。
「うんまあ。あれで優しいとこもあるし向こうは同い年がグループにいないから寂しいんじゃないかな」
「えっ倉本って俺らと同じ小5?あんまり巨大だから俺中3くらいだと思ってた。あいついっつもなんか食ってんじゃん。会う度でかくなってる気するんだけど」
林が目を丸める。確かに倉本の中に林はすっぽりおさまりそうなくらい体格が違う。
「お前がちっこすぎるだけだろ。そういやあいつのいるグループ…なんだっけ?神7?ってさ、変な奴らばっかしだよな」
橋本がダイヤの7を出しながら言った。
271 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 07:15:21.09 0
「でもあの二人、ちゅーとかしてんだぜ?」
井上がここだけの話、と小声で言ったが三人の反応は薄かった。
「あれお前何今更言ってんの?そんなんみんな知ってっし」
橋本が呆れ口調で指摘する。井上は「ええ!」と目を見開いた。
「なんだよー知らなかったの俺だけ?」
「相変わらず遅れてんなー井上は」
三人はきゃははと笑う。
「神7ってさあ、7人だから神7なんだよな?V6みたいに」
「さあ。そうなんじゃん?」
「他に誰かいなかったっけ?あ、でも思い出せない」
「なんで?もう7人出てきたじゃん。これで全員だよ。」
「そっかー。あ、そーだ俺さーこないだレッスンの時すんげー変な奴みた。弁当に入ってたスパゲッティー鼻に入れて吸いこもうとしててさ、むせてやんの。久しぶりに腹抱えて笑ったよ」
「まじで?超うけるー。アホじゃねーの?栗田といい勝負」
「そんな奴いるんだー。頭大丈夫かな?病院紹介してやりゃ良かったのにー」
「それがさーなんか必死だったから?余計におかしくてー」
四人はしちならべをしながらしこたま爆笑する。その無邪気な笑い声が狭い楽屋にいつまでもこだましていた。
井上がここだけの話、と小声で言ったが三人の反応は薄かった。
「あれお前何今更言ってんの?そんなんみんな知ってっし」
橋本が呆れ口調で指摘する。井上は「ええ!」と目を見開いた。
「なんだよー知らなかったの俺だけ?」
「相変わらず遅れてんなー井上は」
三人はきゃははと笑う。
「神7ってさあ、7人だから神7なんだよな?V6みたいに」
「さあ。そうなんじゃん?」
「他に誰かいなかったっけ?あ、でも思い出せない」
「なんで?もう7人出てきたじゃん。これで全員だよ。」
「そっかー。あ、そーだ俺さーこないだレッスンの時すんげー変な奴みた。弁当に入ってたスパゲッティー鼻に入れて吸いこもうとしててさ、むせてやんの。久しぶりに腹抱えて笑ったよ」
「まじで?超うけるー。アホじゃねーの?栗田といい勝負」
「そんな奴いるんだー。頭大丈夫かな?病院紹介してやりゃ良かったのにー」
「それがさーなんか必死だったから?余計におかしくてー」
四人はしちならべをしながらしこたま爆笑する。その無邪気な笑い声が狭い楽屋にいつまでもこだましていた。
272 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 08:04:26.53 O
ゴネンジャー可愛いw子ども110番てw
そしてとうとう名前すら呼ばれなくなった不憫2w
そしてとうとう名前すら呼ばれなくなった不憫2w
273 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 08:11:31.85 0
案外これが客観的に見た感じだなと思わせる変人ぞろいの神7
279 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 11:04:49.29 O
確かにれんれんとくらもっさんが同じ学年というのは悪い冗談みたいだな
284 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 17:03:40.52 0
あのチビ達はカメラの前では猫被ってるけど
実際にはこんだけ生意気なんだろうな
実際にはこんだけ生意気なんだろうな
290 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 20:31:01.52 0
ナイスアイデアだと思うわ
妄想したらおいたんのsexyzoneがおっきしてきた
妄想したらおいたんのsexyzoneがおっきしてきた
291 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 23:23:13.68 0
神7のラジオお悩み相談室
「好きな人がいるんですけど、その人には他に好きな人がいます。どうしたら諦められるでしょうか?」
(栃木県 ぴよぴよまんじゅうさん 16歳)
DJ当番
岸優太・高橋颯
「片想いか〜辛いよね。でもさ、諦めないで積極的にアピールしていけば何か変わるかもしれないし…どう思う、高橋?」
「えっ…そ…そうなんだ…。やっぱアピールされた方がいいの…?」
「え?いやまあその人はぴよまんさんの気持ちに気づいてないだけだろうから、自分のこと好きなんだって分かったらきっと振り向いてくれるよ。そう思わない?」
「そっか…気持ちに気づいてくれればもしかしたら…そっか…(遠い目)」
「えっと…高橋的にはどういうアドバイスがある?」
「他に好きな人…そんなのいるの?」
「へ?あの…たかは…し?」
「そんな人がいるとか…考えないわけじゃないけど考えたくないっていうか…でもいつかはそういう日が来るのかと思うと夜も眠れなくなるんだよね…」
「えっと…(台本をパラパラめくる)」
「眠れないと余計に想いがつのってくるというか…なんか胸が締め付けられるような感覚がして…」
「えっと…(汗を拭く)」
「諦めることも考えたよ。でもさ、近くにいすぎて断ち切ろうとしても断ち切れないっていうか…それならいっそのこと…」
「えーっとそれでは次、セクシーゾーンの新曲いきまーす。曲は、えっと…あれこれなんて読むんだっけ?高橋、ちょっと教え…」
「でも今の関係が一番いいのかも…壊れちゃったらもうもとに戻せないし…だったら…(以下えんえんと続く)」
「CM入りまーす!!(涙目)」
「好きな人がいるんですけど、その人には他に好きな人がいます。どうしたら諦められるでしょうか?」
(栃木県 ぴよぴよまんじゅうさん 16歳)
DJ当番
岸優太・高橋颯
「片想いか〜辛いよね。でもさ、諦めないで積極的にアピールしていけば何か変わるかもしれないし…どう思う、高橋?」
「えっ…そ…そうなんだ…。やっぱアピールされた方がいいの…?」
「え?いやまあその人はぴよまんさんの気持ちに気づいてないだけだろうから、自分のこと好きなんだって分かったらきっと振り向いてくれるよ。そう思わない?」
「そっか…気持ちに気づいてくれればもしかしたら…そっか…(遠い目)」
「えっと…高橋的にはどういうアドバイスがある?」
「他に好きな人…そんなのいるの?」
「へ?あの…たかは…し?」
「そんな人がいるとか…考えないわけじゃないけど考えたくないっていうか…でもいつかはそういう日が来るのかと思うと夜も眠れなくなるんだよね…」
「えっと…(台本をパラパラめくる)」
「眠れないと余計に想いがつのってくるというか…なんか胸が締め付けられるような感覚がして…」
「えっと…(汗を拭く)」
「諦めることも考えたよ。でもさ、近くにいすぎて断ち切ろうとしても断ち切れないっていうか…それならいっそのこと…」
「えーっとそれでは次、セクシーゾーンの新曲いきまーす。曲は、えっと…あれこれなんて読むんだっけ?高橋、ちょっと教え…」
「でも今の関係が一番いいのかも…壊れちゃったらもうもとに戻せないし…だったら…(以下えんえんと続く)」
「CM入りまーす!!(涙目)」
300 :ユーは名無しネ2012/03/25(日) 00:47:18.11 O
×特定ズニアの押しのための恣意的発言
○>>291を読んでの反応
○>>291を読んでの反応
292 :ユーは名無しネ2012/03/24(土) 23:35:48.95 I
ふまけんラジオが終わり岸ふうラジオになるんですね
わかります
わかります
295 :ユーは名無しネ2012/03/25(日) 00:23:02.20 O
岸颯ラジオききたすぎる!
そのうち颯くん生放送中に岸くんに告白しちゃうんじゃ…www
もしくは恋愛相談されるたびに悩める恋心に共感(するふりの岸くんへの告白)しまくって歩く恋愛辞典と呼ばれるようになるか…www
そのうち颯くん生放送中に岸くんに告白しちゃうんじゃ…www
もしくは恋愛相談されるたびに悩める恋心に共感(するふりの岸くんへの告白)しまくって歩く恋愛辞典と呼ばれるようになるか…www
298 :ユーは名無しネ2012/03/25(日) 00:40:44.47 0
ここは神7全体のスレなので
特定ズニアの押しのための恣意的発言は控えてください
特定ズニアの押しのための恣意的発言は控えてください
299 :ユーは名無しネ2012/03/25(日) 00:45:56.79 O
颯くんに片想い4年目の自分の恋愛相談したいわ〜
告白したいのに関係壊れるの怖くてなかなか言い出せない辛さを分かち合いたい
だが現実の颯くんはダンスバトルしたいとか果敢にアピールしてるけどなw
告白したいのに関係壊れるの怖くてなかなか言い出せない辛さを分かち合いたい
だが現実の颯くんはダンスバトルしたいとか果敢にアピールしてるけどなw